トレランシューズ購入

テバスフィアラリーをここ数か月
使い続けて、レースでも峰山、石岡と
2レースで使用した。
なかなかよい使用感だが、
ちょっとだけ中足部がきつく感じるので、
次の奥久慈はここはこれまで使っていた
アルトラのローンピークでいこうと考えた。
なにしろ、次の「奥久慈50k」は、
実際は、60k近くあり、加えて
ものすごく過酷なコースとのこと。
わずかではあるが、「きつく感じる部分がある」
というのは怖い。


で、自分の使っているローンピークをみてみると、
かかとの外側の突起がほぼ削れてしまって
なくなっていることに気が付いた。
これではちょっと不安。
新しいローンピークを購入しようかな、
と思い、東京にでた。


御徒町にあるアートスポーツで
ローンピークの新しいVer1.5
が売っている。


せっかくいくのだから、ということもあって、
横浜から都営地下鉄乗り放題のお得チケットを
買って、御茶ノ水でギターの試奏も楽しんだり
して、夕方アートスポーツへ。
シューズを購入するときは、夕方まで歩き続けたあとで
しっかり試履きをして購入するのがセオリーだ。


割引品を2,3みたあと、ローンピークの1.5
を履いたのだが、ちょっと困った。
自分は今26.5を履いているのだが、
そのワンサイズ上の27でも、親指のところが
あたる気がする。
つま先の補強が強化されていて、そのため
その部分が窮屈に感じる状況。
これは、今ジョグでつかっている
アルトラワンでも同じだし、これを購入しよう
として比較したインスティンクトの1.5でも
同じだった。
一方、かかと部分は1.5の方がより深くなっていて快適。
1.0のつま先と、1.5のかかとだとベストなのだが・・・


つま先が当たる感じがあると、ちょっと困る。
レース中、ここが痛くなると・・・
と想像すると、ちょっと選択できない。


お店の方に相談させていただくと、
アルトラのニューシューズ、として
HOKA並みの厚底の「オリンパス
という新機種を紹介してくれた。
これは いいかも! とさっそく試履き。
自分が気になっていたつま先部分もずいぶん柔らかくて
ここは問題なしだった。
しかし・・・


残念ながらこのシューズは自分の感覚では
ゼロドロップシューズではなかった。
それだけでなく、自分の走りに合わないシューズだった。


このシューズは、厚底であるが、
足のつま先部のみ、急カーブで薄くしている。
そのことで足のローリングをさせようということと
理解するが、このカーブが急すぎる。
履いた感じとしては、足の指部分が急激に
落ち込む感じで、ゼロドロップではなくて、
逆の「ドロップ差がかなり大きい」シューズに
感じてしまう。
(ちなみに、ここまで極端ではないが、
 ミズノにこう感じるシューズが多くて、
 いまだにミズノのシューズを使ったことがない)
自分は足首は固定して返さず、
「かかとで後ろに押す」ようなイメージで走るが、
このシューズだと、このローリング効果が
強すぎて、足首を返してしまうような気がする。


ということで、このシューズはパス。


このシューズのやりとりと、
店員さんとの話と、自分の走りを考慮して、
以下の点で選んでいくこととした。、
・フォアフット部でのクッションも必要
 (ここが急な落ち込みを感じるのはNG)
・フォアフットに近い部分でフレックス(曲り)
 があった方が好み。(中足部で折れるのはNG)
・足のつま先は親指部に余裕を感じるもの
 (でサイズは26.5か7。それ以上にはしない)
・60kを考慮してプロテクション重視。(軽さは二の次)


ドロップが小さいものは、イノベイトとかがあったが
あきらかに薄底なのと、あまりに突起が極端で
ロードで履きにくそうに思えてNG。


サロモンはなかなかよかった。
特にかかと部分がかなり細身で
フィット感抜群。それでいて
十分なクッション性を感じた。
ただ、あまりにそのかかと部が
細くなっていることから、明らかに
スーパーフィートとの相性が悪いであろう、
と推測。特に、スーパーフィートブラックは
かかと部に突起を持っているので、
その部分があたるとやぶれにつながりそうだ。
残念だがパス。


HOKAは、おそらく今の自分としては
一番ニーズに合っているとは思うのだが、
お値段が張るので、これは最終選択に。


ザ・ノースフェイスは、ランニングシューズのような
ガンガンに走れそうなフォームの靴がいくつかあったが、
これは今回の自分のニーズとは違うと判断。


残ったのは、アシックスのゲルフジトレーナー3と
ブルックスのカスケディア9と同じくブルックス
ピュアグリッド3。


50kを超える長距離でなければ
間違いなくピュアグリッドを選択していたところ。
ドロップが小さいことも自分の好みだ。
しかし、今回はカスケディアにした。
おそらく前足部のアレンジによるものと思うが、
自分の感覚として、ドロップをさほど感じなかった。
加えて、シュータン部の感覚、足の親指部の余裕、
このようなものを総合的に判断して、
今回はこれ、と決めた。
ゲルフジトレーナーとの違いは、
親指部の余裕がカスケディアの方があったため。


自分としては、とにかく今回は
「長距離での不安をできる限りなくす」
という選択をしたつもり。
左ひざ裏の調子がよくなったら、
さっそくいつものトレランコースに
走りに行ってみよう。


以上、楽しい買い物だった。


<去年の今日>
「朝ラン」
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20130503

<目に入ったニュース>

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