オーランドの楽器屋

仕事が終わった後、ちょっとだけ
街見学させてもらった。
街見学といっても、ストリートを歩いた
わけではない。
「車で散歩した」という状況。


とにかく広すぎて、徒歩ではどこにもいけない。
大きなショッピングモールにつれていって
もらったのだが、自分はその前に
リクエストして、「楽器屋」
につれていってもらった。


自分は国内では、どの街にいっても
かならず楽器屋に入る。
ずっと続けているので、楽器屋に入ることで、
そこからその町のいろいろな雰囲気を
感じることができるような気がしている。


さて、連れて行ってもらった楽器屋だが、
これもまた、馬鹿でかい敷地だった。
アコースティックギターのスペースも
日本の小中学校の教室くらいの大きさがあり、
これが壁で仕切られている。
またドラムのスペース、キーボードのスペースも
同じように仕切られていた。
これは大変うれしい。
試奏するときにうるさくない。
また、どこにも仕切られていない中央のスペースは
当然のことながら、エレキギター、ベースで、
しかも、これまたどでかいアンプがずらっと
並べられており、その真ん前で、ギターを
繋げて試奏がされていた。


楽譜のスペースは、こちらは、
A,B,C,順に並べられていて、それなりに
濃い内容のものがあったが、ちょっと驚いたのは
雑誌がまったくないこと。
あとで、同僚の方にそのことを話してみたら、
「雑誌は年での定期購読がありえない安さなので、
  みんなそうしてしまうんですよ」
とのこと。数割割安、なんてものではなく、
半値とかの金額設定があり、とのこと。


以上ぶらぶらみて、せっかく来たのだから、
なにか、小物でも記念に・・・
と思ってみたのだが、それはちょっとしにくかった。
まず、第一に思い浮かぶのは、お手軽にピックだが、
数十枚が束でしか売っていない。
メインが指弾きの自分では、買う気がしない。


その他ちょっと値は張っても、
「ここならではのもの」であれば
買ってもいいかな、と思ったのだが、
そういうのは、みあたらない感じだった。
やはり、楽器みたいなものは、
大手のものが主力であり、そうであれば、
日本で買っても、まったく変わらない、
ということなのかもしれない。


あとは、試奏もしてみようかな、と
思ったが、試奏をすると、かならず会話を
しなければならず、自分のような外国人を
相手にして、定員さんを苦労させ、
それでいて、何も買わない、というのは
申し訳ないので、見るだけ、にした。
ほんとうは、そういう微細な気持ちも
ウィットの効いた説明で、さらっとして、
試奏させていただけるだけの語学力があれば
問題ないのだが、今の自分には、無理だ。


最後に、話を場所の大きさの話に戻して、
場所がでかいでかいといっているが、
それはどれくらいかを書いておくと、
体育館くらい。


真ん中のスペースが当然すごく広いのだが、
そこは、店内ステージと、いすが並べられており、
明日から米国は3連休とのことで、きっとなんらか
ライブが開かれるのだろうな、と思った。


以上、楽器屋訪問@オーランドの話。



<去年の今日>
「なんか寒いぞ」
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20130418

<目に入ったニュース>

><