ありがとう 最後のマニュアル車

10年間で14万キロ。
ずいぶん乗ったものだ。
イカーである三菱ミニカトッポBJは
明日で、手放し、新しい車を手に入れる。


この車を購入する時のことは、
まだ覚えているし、忘れることはないだろう。


車屋さんで、購入する際にお願いしたのは
マニュアル車で」
ということ。
ほとんど巷の車はオートマになっていたが、
まだかろうじて、カタログにはマニュアルが
あった。


しかし、そのときの車屋さんの答えは、
「ええ、もうないです」
自分も、もしかしたら、そうかもしれないな、
と思っていたので、驚きはしなかったが、
まだカタログに載っていたこともあったので、
「じゃあ、もう少し考えます」
と自分。


車屋さんは、
「ちょっと待ってください」
と席を外し、10分ほど。


「最後の1台、残ってました」
車屋さんは、工場に電話して、
どこかに在庫がないか、探してくれたのだった。


「最後のマニュアル車だ。大事に乗ろう」


で、10年で、14万キロ。
本当によく乗った。


もう一度最後に感謝をこめて。



本当によく走ってくれて


ありがとう。


お疲れ様でした。




<去年の今日>
「朝ラン」
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20130320

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