塔ノ岳、鍋割山へ

12月7日の休日に入っての記録だが、ヤビツ峠から
塔ノ岳、鍋割山までのピストン山登りをした。
朝7時スタートで16時半まで。
9.5時間、山の中でたっぷり過ごした。
雪が積もっていない時期の
初冬の山をじっくり味わいたかったもの。


下りをサクサク進んで、15時くらいまでには
ヤビツ峠に戻ってこれないかな、と思っていたのだが、
鍋割山までよくばって、しかも
名物の鍋焼きうどんが激混みで、
ここで30分待ちとなって、計1時間過ごしたのが
響いて、16時過ぎの薄暗くなるまで
山の中になってしまった。
一応ライトもっていったが、
暗くなった山道は危ない。
この点はちょっと反省。


実はヤビツ峠から塔ノ岳の道は、自分としては
尾根道だし、それほど厳しくないかな、
と予想してしまっていた。
しかし、そんなことはなく、
かなり急な坂がたくさんあったし、
転落すれば確実に死ぬな、というような崖
の間際の道もあって、歩きごたえ十分だった。
加えて、朝7時からはまだ地面は
霜柱だらけ。それが8時、9時となるに
従い、溶け出してかなりぐちゃぐちゃな
泥道となって、これも大変だった。
しかし、初冬の山の張りつめたような空気と
すばらしい眺め、特に頭がちょっと白くなった
富士山は絶景だった。


あと、鍋割山まで欲張って食べた鍋焼きうどんも最高。
山の頂上で、待ち行列にならぶとは思いもしなかったが、
山の頂上で、こういうものが食べられるというのは、
ものすごい贅沢だ。
1000円するが、卵やネギと具が
豊富に入って、寒い頂上で、湯気が立ち上る
うどんにかぶりつく瞬間の幸せは、
「プライスレス」。
そこまでの疲れなど、すべて吹っ飛ばして
頂いた。


さて、山登りは今年の春から始めたので、
これだけ寒くなった山に登るのは初めて。
で、どのような服装でいけばいいのか
迷ったのだが、今回この点はとても
勉強になった。


下は、ひざ下までのズボンに
ハイソックスで、春、夏と同様のスタイル。
万一寒ければ、
トレントフライヤーの下を追加することとした。
上は、このトレントフライヤーを
一番上にして、ジャージ、
長そでシャツ、そして一番下に、
ファイントラックのスキンメッシュ。


これで息が白くなる寒さのなか出発したのだが、
すぐにあったかくなったので、
上は長そでシャツだけにして、リュック
(今日はモンベルのフラットアイアンパック)
の外側に上2枚をひっかけて歩いた。
途中2,3度休憩したが、すぐジャージを着用。
そして、それでも冷えるかな、と感じたら
トレントフライヤーも着用。
また、耳あてとネックウォーマーも
状況によって、つけたり外したりこまめに
調整した。
夏のときは、シャツは汗が乾かず、すごかったが、
今回は、もちろん汗はかいているのだが、
すぐにシャツがそれらをすって
乾かしてくれ、肌はスキンメッシュで
濡れを回避することができ、快適だった。
面倒がらずに着替えをするのが
すごく大事だなと納得した。


丹沢は、山登りコースはいろいろある。
次は大倉からのルートにチャレンジだな。


<去年の今日>
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20121206

<目に入ったニュース>

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