身体に教えてもらう

ランニングを初めて、3年以上たっている
と思うが、3年でずいぶん走ることが上手になった
気がする。


体力が付いた、ということも、もちろん
あると思うが、加えて、
「走るフォームがよくなった」
と自覚している。


これは、いろいろ意識して、
試してみて上手になってきたと思っているし、
その過程が大変楽しく感じている。


そこで一つ疑問に思ってしまったのは、
「なぜ、最初からよいフォームで走れないのか」
ということ。


馬もライオンも、自然の動物は、
みんな同じフォームで、美しく走る。
しかし、人間は人それぞれすごくフォームが違う。
筋力の差ということもあるだろうが、
動物と比べてみると、あまりに差が大きい気がする。


「動物は自然に従っているだけ」
なのかもしれない。
とすれば、人間も、いろいろ工夫するのではなく、
本能に従って走り続けていれば、
よいフォームになっていくのだろうか・・・


ひょっとして、子供のころから、
原野をはだしで駆け回っていると、
そういうフォームになれるのかもしれない。


しかし、今の中年すぎのおじさんの自分では
そういうことは無理だ。
できることは、逆に、フォームや自分の
身体に関する情報をいろいろ集めて、
頭を使って、うまい使い方を
みつけていくことしかないだろう。


そうして、
「人間本来のフォーム」
に近づいたとき、
きっと身体の方が、
「今の動きはいい動きだ」
と教えてくれると信じていこう。
きっとそれは、「楽しさ」を感じるはずだとも思うし。


<去年の今日>
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20120605

<目に入ったニュース>

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