マラソンレースの給水を考える

昨日のレースは、自分としては
ほぼ思い通りの展開にできて、大変満足
しているのだが、1つピンチだったのは給水。


いつもはウェストポーチに
500mlのペットボトルを
いれて走るのだが、前回と今回のハーフでは
それを持たずに、普通の給水場所での給水とした。


やはり0.5kgを持って走るのは
タイムにチャレンジするのであれば
マイナスだ。
たかだか0.5k・・・と思うのだが、
10kmのレースで持たずに走ったところ、
これほど違うのだな、と納得してしまった。


しかし・・・・・


その走りやすさと引き換えに、
給水所での紙コップでの給水を
せねばならないのだが、これがなんとも
飲みにくい。


2回のレースで、いずれも、最初に給水では
むせてしまった。


4月28日のOBAMAのレースでは、
むせてしまった給水のあとは、
すごくスピードを緩めて飲む、
ということをした。
当然ながら、やはりこれだと
それなりのタイム。


そこで、昨日のレースでは、
ちょっと飲む回数を減らすことをしてみた。
具体的には、4kmくらいの給水後、10kmくらいの
給水まで、給水をせず、その給水で
しっかり取ろうとした。
で、失敗だったのは、昨日記載のとおり。


ずっと我慢して、その上で、一度にたくさん飲んだせいで、
胃痛で、ヤバい状況となった。
原因の一つは一度に飲む量が多かったことが
あると思うが、もう一つの原因は、
水をとらないで走ったことから、
身体のエネルギーが足に集中する状況に
なってしまっていて、胃が働きを
ストップするところまで、行ってしまっていた
ということもあると思う。


「こまめに給水」が大事なのだ。
胃を働かせるくらいのエネルギーは
内臓側に、キープするため、
「こまめ」ということが大事なのだと思う。


ウェストポーチを使っているときは、
あえて、給水所があるタイミングすべてで、
一口ずつ給水することに努めていた。
そうすると、給水に関しては
まったく問題なく、走れることができていた。


ということで、毎回の給水のタイミングで、
一口ずつくらい、水を飲めるのが、
一番いいのだろうと思う。
ただ、前述のとおり、
それだと、それなりのタイムをロスすることは
間違いない。


何か、いい手はないのか?


まず思いついたのはストロー。
やっている人がいるのではないかな、
と思って、インターネットで
「マラソン 給水 ストロー」
と検索をかけてみると、多くの方が、
これでしっかり給水していることが分かった。


なるほど、いい方法と思う。


確かにこれならむせることはない。
ただ、紙コップを揺らさないように
せねばらないので、やはり
走るスピードは落とさざるをえないと思う。


ここで、一流選手はどうしているのか?
と考えてみると、そこは、あの
スペシャルドリンク」で、
持ちやすく、飲みやすく、こぼれにくいであろう、
ストロー付の容器を使っている。
できることなら、これが理想だ。


しかし、一般ランナーがふつうのレースで
これをやるのは無理。


やっぱりストローかな、
と思っているとき、ふとひらめいた。


「100均で売っている、
  サラダドレッシング容器を使おう!」
早速買ってきて、実験してみた。


(1)左手にミズノ入ったコップ、右手に空のドレッシング容器を持つ。
(2)右手のドレッシング容器を握りへこませる。
(3)左手のコップの水にドレッシング容器の頭を入れる。
(4)右手のへこました手を緩める。
結果、見事にドレッシング容器に、水が吸い上げられた。
やった!


数回繰り返すと、コップの水は、ほぼ9割がた
すいあげることができた。


あとは、ドレッシング容器の口を
自分の口に持って行って、
水平以上の確度にして、右手で
握りつぶせば、水が飲める。


これなら、ウェストポーチに
空の容器をもって走ればいいということだ。


飲めない水は、捨てればいいし、
ほんのちょっとなら、もう少し持って行って
途中で飲めばいい。


使える!


次は、これでチャレンジしてみようと思う。


(誰か、自分と同じ方法で、実験してみた方は
  いないでしょうか。
   ストロー付の容器で、もっとスマートに
    できるかも、とも思っています。)



<去年の今日>
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20120603

<目に入ったニュース>

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