木の芽峠

休日最後。
結婚式、そして翌日の家内実家での1日で
すっかり食べ過ぎモードの自分としては、
身体を動かしたくてしかたなかった。
そこで、ホテルで敦賀の観光マップをみてみると、
北陸道として、江戸時代以前に往来が盛んであった
木の芽峠なる山道を発見。


敦賀から今庄までの20数キロくらいとのことだったので
深く考えず、朝7:25駅前のホテルから歩き始めた。


しかし、あるって見ると結構距離があって、
木の芽峠の入り口に入るまでに
11時近くになってしまった。


そこからやっと山道。約3kmくらいだろうか。
ずっと登りだが、道としては素直な感じで、
以前上った西方が岳にくらべると格段に歩きやすい。
なかなかのシングルトラックだった。


道もよいし、天気も最高だったのだが、
険しい峠道ではある。
歩きながら、
「昔はここがメインストリートだったのか」
と思うと、ちょっと考えてしまった。


物騒だったに違いない。


食うものもないような生活になってしまったら、
こういう道で、強盗でも・・・
というように考える人がいるかもしれないな・・・
なんてことを考えてしまうような峠。


自分は霊感があるとは、全く思わないが、
それでも、そういうことを感じてしまう道だった。


そして、それを裏付けるように、
やたらにでてくるお地蔵様。


このお地蔵様ひとつひとつに、
あまりよくない、悲しい物語なんかが
あるんじゃなかろうか・・・・


そんなことを思っていると、峠を越えてちょっと
したところで、
「いうな地蔵」というのがでてきた。
そのわきに、この言われが説明されていたが、
まさしく、「そんな話」だった。



そんなことを考えながら、スコッと登りきると
反対側は、スキー場の開拓がなされていて、
舗装された道。
ちょっとだけ、残念というか、
もとの道を味わってみたかったな、
と思いながらの下りになった。


ということで、下りはランニングに。
5km位は知っただろうか。
そしてまた歩き。
昼飯は、峠の上でゆっくりしたため、2時くらいになってしまった。


以上、
それなりに充実した散策になった。
北陸道は、昔の道が残っているところが
結構あるみたいなことを書いてあった。


別の道も歩いてみたいが、
近くではないかもしれないな。



<去年の今日>
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20120506
<目に入ったニュース>

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