第1回峰山トレイルレース

無事完走。2時間57分27秒。
順位としては126人中76位とのこと。中の下。
走ってみての感想としては
「思った以上に面白かった」。


「思った以上に」というのは、どういうことか
というと、以下の通り。


自分はこれまで「いしおかトレイルレース」、
陣馬山トレイルレース」と走っており、
このレースが3つめなのだが、先の2つのレースは、
(というか、多くのレースは)
ワンウェイ、もしくは、1周、のコースだ。、
しかしこの峰山は1周6kmのコースを3周というもの。
ということは、
「新しいトレイルを走っていく楽しさ」
がもう一つなのでは、と思えたこと。
そして、「親子ペア」という部門もあるので、
どっちかというと、「やさしめ」のコースなのだろうな、
と思っていたため。


しかし、これらのことは、いい意味で裏切られた。
まず、「やさしめ」のコースか? というと
そんなことはなくて、最初の1.5kmで670mの登りで
あり、その途中「えげつない登り」もある。
やさしめのコースなんてことは、全くなく、
自分の感想としては、いしおかや陣馬山と大差なし、に思えた。


もう一つ想定外に面白かったのは、
「3周」という設定。
上記のとおり、新鮮さがなくなって
つまらないかな、と思ったのだが、別の面白さがあった。


3周ということは、1周走り終えたところで、
あとの行程がイメージできてしまうということだ。
ここからは、突っ込んでいくのか、守りでいくのか、
次の周は、あそこはああしよう、とか、
いろんなことを考えてしまう。
長距離の走りの楽しさの一つに、自分の
状況を把握して、自分自身を調整しながら
ベストを発揮していくことがあると思うが、
先がわかることで、そういう調整に、より
頭が行くというか、緻密にできたと思う。


ちなみに1周終えたところで思ったことは、
「あの登りをあと2回か・・・」
ということ。
きっと同じように思った方が多かったのではと思う。
で、自分は
「登りはあそこも含めて歩きで体力温存に努めよう」
と割り切ることにした。
その結果、途中1度も停まることなく
元気に完走できた。
(シューズのなかに、枝がはいってしまい、
 それを取り除くのに、1回停まったが)


以上、楽しかった。


次に自分の走りについて。


以前から気づいていることだが、
自分はとにかく「下りに弱い」。
登りで、ある程度抜けても、下りがめちゃくちゃ遅いので、
トレイルレースでは、まったく順位はあがらない。
例の厳しいのぼりのあとは、下りの落ち葉でフカフカのトレイルなのだが、
ここの坂道が下り勾配がきつくて飛ばすことができない。
小刻みにステップを刻んで、
「ジョグ」くらいのスピードでしか走れなかった。
かつ、それでも、3周目はかなり太腿にきている状況になった。
もし、1,2週目で飛ばしていれば、3周目まで
もたなかっただろう。


自分は普段のランニングで、上り下りを走っている
つもりなので、もう少し走れてもよさそうなもんだが・・・


いろいろ理由は思い浮かぶ。
1つは、
「脚になるべく衝撃がこないように」
と思ってフォームを考えながら走っていることが
一因かもしれない。
「下りでの衝撃」は、いってみれば
「踵着地のときの衝撃」と同じなので、
これを感じないように走っているということは、
そのための筋肉はいまいち鍛えられていないということなのだろう。


また、2月、3月は鎌倉のトレイルも走ったのだが、
ここで、自分としては、
「トレランポールになれる」
ということをやっていて、そのため、
下りのショックは、ポール使用で軽減している。
結果として、太腿が鍛えられなかったと思う。


今後、この下りをもう少し飛ばしても大丈夫な
ようにしていきたい。
ただ、「踵着地のショックに強くなる」ため、
「踵着地でガンガン走る」とか、
「下り坂をばたばた音をたてながら走りまくる」
みたいなのは、自分としては、違うと思っている。
「脚にショックがなく、しかも下りを上手に走る走り方」
という技術がなにかあるのではと思う。
それを考えていきたい。


最後にコースや大会について。
コースは、スタート地点の道を挟んで向かいが温泉、
というすばらしいロケーション。
ゴールした方から、温泉に直行できて、
これはとてもうれしい。
もちろん自分も堪能した。いいお湯でした。
エイドは途中に給水1か所とゴール地点の給水とバナナがあった。
自分はバナナを1周毎に1本頂き、元気をだすことができた。
また、ゴール後、豚汁がふるまわれたが、
これがまたおいしかった。
眺めは、楽しめたのは登りきったところの1か所のみ
だが、それでも十分。途中のトレイルの雰囲気もよかったし、
自分としては満足。
着替え部屋もあるし、トイレもそれなりにあったし、
700人の参加者での大会としては必要十分だったと思う。
小学校の体育館を控室にしていただいたのもよかった。
トレイルが狭いのが、レースとしてはもうひとつだが、
出走者同士で、道の譲りあいをできていたので、
まあ、よかったと思う。


以上、自分としては、満足な大会だった。


大会を開いて頂いたみなさんに、感謝申し上げます。
ありがとうございます。
来年も、参加したいと思っています。


PS
装備についてのメモ書き。
・サンバイザー (アンダーアーマー )
・シャツ (NBの半袖、胸元ジッパーつき。白)
・ドライレイヤー(フラッドラッシュ)
・7分パンツ(ナイキ。黒)
・アームスリーブ(ザムスト
・ふくらはぎサポート(ミズノ。いつものLC-1はホツれがみつかりお休み。)
・シューズ (アルトラローンピーク)
・インソール (スーパーフィート黒)
ゼロドロップが売りのアルトラのシューズにインソールは邪道かも
と思ったが、アルトラのインソールが
ちょっと柔らか目に感じてしまい、もう少しカチッとした
足元にしたかったため。
結果はまったく問題なく、かつ気持ちよく走りきれた。
自分が長距離走るときの弱点となる、
「足裏の痛み」もまったくなし。
・ボトルポーチ yurenikui
・補給食 グリコワンセコンドCCD 2袋(1周毎1袋)
・ドリンク アミノバリュー500ml (ボトルポーチにて)
・ドリンク スーパーヴァーム (出走30分前)
・その他
サングラスは、くもりだったので使わず。
でも、途中晴れたので、使ってもよかったかも。


<去年の今日>
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20120324
<目に入ったニュース>

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