レスリングニュースからポストオリンピックを考える

オリンピックからレスリングがはずれそう、とのこと。
このニュースを聞いて思ったのは、
「なんで?」
というのと、
「オリンピックの競技も、誰かの利害関係で
  動いているのだろうな」
ということ。


おそらく、陸上の100m走、42.195kmは
人気どうこうにかかわらず、オリンピック競技から
除外されることはないだろう。


で、自分はレスリングというのも、
それに近い競技なのではと思っていた。
なにしろ、第1回大会からずっと入っていた競技だし、
ある意味、シンプルな競技だと思うので。
シンプルというのは、柔道やテコンドーより、
ルールが決まっていて、スポーツとしては、
わかりやすいのでは、という意味。
日本の相撲なんかは、どう考えても
オリンピック競技にはならないだろうな、と思う。


代わりに5種競技とかが入りそうとのことだが、
自分としては、そっちの方がわかりにくい。
5種競技をやれる人口ってどれくらいいるのだろう。
道具と場所を考えてみると、少なくとも、
どこの国においても一般市民の
スポーツとは、思いにくい。


そういうことを考えると、
いっそ、オリンピックにこだわらず、
そのスポーツを好きなもの通し、
ワールド規模で集まって、独自の
大会をやったほうがましかな、と思う。


と、書いていて気付いたのは、
サッカーがまさしくそれだな、ということ。
サッカーはオリンピックより、ワールドカップ
方が大事にされているし、実際面白い。


もう、そういうことができるスポーツは、
みんなオリンピックを離れて、
「なんとかワールドカップ
を開いていった方がよいのでは、と思う。


インターネットが普及し、
お金を集める仕組みも細分化できるように
なってるのだし、
「適材、適所、適規模、適お金あつめ」
の仕組みも作りやすくなっているし、
今後さらにやれるようになっていくと思う。


レスリング、ソフトボール、テコンドー、
といったところが、そういうコンセプトで、
率先して、
「オリンピック卒業」そして、
「ワールドカップの仕組み確立」
していくと、自分はなんかそっちの方がわくわくする。


オリンピックを招致するのは、設備が膨大で、
金の面は目もくらむような額になるが、
1競技なら、それなりの規模でできるだろうし、
(サッカーは別だが)
「我が国」や「おらが街」に招致することも
できるだろう。


いっそ日本は、


「オリンピック競技から漏れちゃったけど、
  きっとやったら盛り上がるよね競技の招致大国をめざす」


なんてのは、どうだろう。
(猪瀬知事、いかがでしょう)


「ワールドカップ(裏オリンピック)招致大国日本」


それなりの放映権とか、応援者の旅行客増とか、
日本にとっても、おいしいと思うのだが。



<去年の今日>
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20120215

<目に入ったニュース>

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