トレッキングポール購入

トレランと、ハイキング用として、
トレッキングポールを購入した。
モンベルのコンパクトフォールディングポールのSというやつ。


ちなみに、数週間、どのメーカーを購入するか迷った。
トレランで使いたいので、
折り畳みで小さくなる軽いやつ、と決めて、
候補は、以下。
1)ブラックダイアモンドのウルトラディスタンス
2)ブラックダイアモンドのディスタンス
3)ヘリノックスのTL115
4)モンベルコンパクトFP


まず考えたのが強度。
軽さを第一に考えるなら、強度を犠牲にする選択となる。
その場合、1)か、3)となる。


で、結論としては、強度は優先すべし。
自分は、道具に対しては、結構ラフな
使い方をするので、
強度は犠牲にできないという判断。
というより、
「強度に不安がある」
思いながら使う状況はよくないと思ったもの。
逆に、
「もっと軽いのがあるのに」
ということがずっと頭に残るようなら、
逆の選択となるところ。
ということで、1)、3)を除外。


次に、ディスタンスとモンベルだが、
折り畳みの機構としては、ディスタンスの方が
ずっといい。また、軽さも、ディスタンスの方が、
わずかだが軽い。
更に、折りたたんだ時、ディスタンスは3本、
モンベルは4本になるが、
手に持って走ることを考えると、ディスタンスの方が
持ちやすかった。
ということで、かなり、ディスタンスに傾いたのだが、
いくつかの点で、最終的にモンベルにした。


ひとつは、
実物を見に行ったお店で、いくつかの
ポールが、折りたたみのためのボタンが
固くて押せなくなっていた。
実際につかって、こうなったらやだな、と思った。
ただ、これは、大事に使えば問題ないとも思われ、
大きな理由ではない。


大きな理由は以下の2つ。
1つは、地面についたときの振動。
アルミ製で、軽いため、
地面についたとき、ぶるぶると震えてしまうことがある。
まっすぐつけば生じないのだが、少し斜めにすると振動する。
で、若干だが、モンベルの方が小さく感じたもの。
ただ、アルミで軽いの、とすれば、
この点は、ある程度致し方ないものなのかな、と思う。


もう一つ。
地面に着く側の石突き部のカバーが
ディスタンスの方は、純正がみつからなかった。
ディスタンスは、固いのと若干弾力があるのと
2種類の石突きがついているが、これは、指先程度の太さで
トレイルでは地面に刺さるであろうと思うし、
自分は、そこらへんの道でも、練習したいので、
どうしてもゴム製のものをつけたい。
モンベルの方は、最初からゴム製のがついていた。


更にもう一つ。
自分は、自分のフィーリングとして、115cmが
一番かな、と思ったのだが、
ディスタンスは、110cmと120cmで
115cmがなかった。
一方、モンベルの方は、125cmと115cm。


自分の身長は168cmくらいだから、推奨長さは
110cmでよさそうだが、もってみた
フィーリングとして、115cmの方がよかった。


以上の検討の結果、最終的にモンベルを選んだもの。


で、モンベルの方も、本当は、こうなればいいのに、
という点は、いくつかある。
一つは、組立は、ストックの上部の
紐を引っぱって実施。
解除は、そのストック上部に紐止めの
クランク止めみたいなのを押して、紐を緩ませる。


そういう仕組みになっているゆえ、
ストックを上から抑えるような
使い方をしてしまうと、クランク止めを押してしまう。
それで紐が緩むことは考えにくいが、
上から抑える使い方には、あきらかに向かない。
この点は、あまりそのような使い方はしないと
思うものの、ちょっと残念。


それと、紐は、手首のベルトを兼ねていて、
折りたたむときは、手首のベルトを
リリースする必要が生じる。
せっかくベルトの長さを合わせたのを
一回リリースすることになるのが、面倒。


最後に、近所の散歩にちょっと使ってみたので、その感想を。


折り畳みの割には、しっかりした
剛性感も感じられて、安心して使えそう。
(上述のとおり、ちょっと振動はあるが)


ただ、これを通常通りグリップ部を持って、
普通のランニングするのは、
なんとも走りにくかった。
トレランの方が、長長距離の方を除いては、
あまり積極的には使いたがらないのが、
わかる。
しかし、山道で、長い距離を安全に、と思うと、
これを上手に使いこなせることは、
大きなメリットになるに違いない。


今後積極的に使っていこうと思う。


<去年の今日>
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20120122

<目に入ったニュース>

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