#123クラスタフリーコンサート

今日は2か月ぶりのクラスタフリーコンサート。
やはり、自分としてはこれを毎回楽しみたいと
思っていて、1回抜かしも、ちょっと残念だったので、
はりきって参加した。


以下いつもの感想レポート。


なお、このレポート、
みなさんに見に来ていただいているようで、
大変うれしく感じており、御礼を申し上げます。
ただ、
完全に自分の独断と主観から、
ごくごく簡単に書いたものです。
また、
時々誤記、誤解からの不正確な記載もありますので、
あくまでわたくしの個人的ブログとして
お読みください。
(間違いはすいませんが、ご連絡頂くと助かります)



クラシックyorifujiさん 川口市(N) ソナタ第1楽章、第2楽章(ディアベリ)
ディアベリという方の曲は初めてかもしれない。
「2曲で、14分くらい」
とのことで、ストーリーがある楽曲だった。
演奏の方は、細かいところが難しそう。
だんだん後半になるにしたがって出来がよく聞こえたのは、
緊張がほぐれてきたということか。
これからよくなっていきそうな感じだったので、
是非今後の仕上がりも聞いてみたい。



fujikawaさん 赤羽(S) 消えた街、Rebirth、ムーンリバー
鉄弦での演奏。ギターはマーチンの最近のモデルで、
マーチンらしい音が気持ち良かった。
曲は岡崎リンテンさんの曲2曲と、内田カンタローさんアレンジのムーンリバー
1曲目は、曲の流れが、途切れるのが惜しい。
ポジションチェンジか、バレーコードかといったところだろうか
ここがつながると、ずっとよくなると思う。
対して2曲目は、ベース音とメロディーが対位法的に
タイミングがずれているので、流れが途切れず、気持ちの良い演奏。
特にテーマ部分がよかった。
3曲目のムーンリバーは、内田さんのアレンジらしく、
コードがとても美しく、かつ、しぶいもの。
中音域でメロディーが弾かれるところが、
もう少し、メロディーが表に出てくればよいのにな、
と思った。
しかし、鉄弦のこういう演奏は、今日はfujikawaさんのみで
ちょっとさびしい。
来月は、自分も鉄弦でいこうかな。


oomoriさん 府中市(N) 私は羊歯になりたいによる変奏曲(ソル)、古風な舞曲よりプレリュード(サントレソラ)
1音1音がしっかりだされて、音だし、音切れがとてもきれい。
なので、メロディがしっかり歌っていて、
とても気持ち良かった。
1曲目にそういう感想をもったのだが、
2曲目は、音をきれいに響かせたアルペジオが中心の
曲で、こちらは和音としての音の響かせ方がよかった。
この2曲目ぜひ自分も弾いてみたいと感じたのだが、
TAB譜とかは、でてないだろうなあ・・・
是非また聴きたい。


masakiさん 東村山市(N) ムーンリバー、いそしぎ、ワンスアイラヴド、G線上のアリア
ジャズアレンジで弾かれそうな曲ばかりだが、
いずれもボサノバアレンジ。
1曲目から3曲目までは、本日は練習モード。
楽譜をみながら、ところどころつっかかりながら、
弾かれていた。
これまで、かなりmasakiさんの演奏はお聴きしているが、
だいたい、今日くらいの演奏が、3か月くらい後になると、
見違えるような演奏になって仕上がってくる。
楽しみにしたい。
最後のG線上のアリアは弾きこまれた演奏で、
さすがの演奏。
いつものとおり、スピード感が気持ちよかった。


アンダルシアkamayaさん 小平市津軽三味線) 東京音頭、こきりこ節、津軽じょんがら節、津軽タント節
相変わらず、音が大きく、メロディーがしっかりしている。
スピードよりも、歌心優先といった感じが自分はとても好感をもっている。
こきりこ節は、
「かなりゆっくり弾きます」
といっての演奏だったが、自分としては、
このスピードがぴったりだった。
いずれも気合の入った演奏だったが、
特に最後のタント節が、
「この曲を弾くと、3.11以降の故郷での
  じょっぱり(強情っぱり)精神を感じます」
とのMCからの演奏が印象的だった。
確かに、ねばりというか、気合というか、
そういうものを感じる演奏だった。
本日お友達の方がみえていたが、
マジシャンとのことで、今後、三味線&マジックで
ステージをやりたいとのことだった。
どのようになるのだろう。
いいステージになることを祈念しております。


ishimizuさん 武蔵野市(N) 花は咲く、G線上のアリア
黒の正装。ご不孝があったとのこと。
しかも部下の女性の方とのこと。
個人のご冥福をお祈りします。
「その方に捧げるつもりで・・・」
と弾かれた、「花は咲く」
は、気合が入ってすばらしい演奏だった。
きっと故人に届いたと思う。
ishimizuさんは、今年の4月から聞いているが、
特に歌謡曲アレンジにおける歌わせ方が
とてもお上手になったと思う。
聴いていて弾きこまれる。
ただ、今日の演奏はここまで。
やはり、お疲れになっていたのだろう、
次からは、数曲チャレンジしたが、いずれも
途中で曲の記憶飛んでしまったようで、
止まってしまった。
無理せず、ゆっくりお休みください。


田中マスター 国分寺市(N) 風笛、イパネマの娘、鐘の響き
最初、主に
「この頃のカメラマンとしての状況」
の報告MCがあったが、ここでは書けない・・・・。
ちなみに、もっと濃い説明をカウンターの席で
いろいろ写真入りで聞いていたが、
もっと書けない・・・・・。
風笛はそういう話と対極になるような
清楚な演奏だった。さすが。
次のイパネマは今日は目標演奏時間より
5秒くらい早かった模様。
相変わらず、すごいこだわりだ。
演奏の方は、
「細かいところで
 スピードについていけなかったところがあった」
とのことだが、本当に微細なところ。
十分素晴らしい演奏。


ヒューマンネイチャーkanaiさん 川崎市(N) ヒューマンネイチャー、銀河鉄道999、雪の華、オルフェのサンバ
ヒューマンネイチャーはニックネームになるだけあって、
すばらしい演奏。
kanaiさんは、このようなリズミックな演奏が特にすばらしい。
「歯切れの良さ」、リズムの気持ち良さがある。
次の999も同様で、数か月前にも
聴いたが、そのときよりずっとしっかりした演奏だった。
アレンジが秀逸。
一方、次の雪の華は、その正確なリズムが
自分としては物足りなさになった。
バラード的な曲なので、メロディーをもっと
くったり、遅らせたり、コードをばらしたり、
といったことがあった方がいいなあ、と思ったもの。
まあ、メロディの歌わせ方は、個人の感覚なので、
うまい下手ではなく、好き嫌いの面だとは思う。
最後のオルフェのサンバは、またカチッといた
リズムがはまる曲ですばらしかった。
全体的に、ギターを弾きこんだのだな、というのを
感じる演奏で、安定感抜群だった。


自分 横浜市(サイレントN) 7つの子、ハナミズキ
今日は、
「毎月ターゲットを決めて」
の自分のスタイルは一旦休みで、
「いつも弾いている曲」を弾いた。
2曲のみだが、7つの子は、キーを
C、D、Eと分けて3曲弾いたので、実は4曲弾いている。
7つの子は、メロディとコードを十分しっている曲なので、
キーを変えても、概ね即座に弾ける。
ゆえに、自分で弾いているときは、
各キーでの「おいしいところ」で、かってにアドリブが
入る。
その感じが、クラスタのステージという、
緊張を強いられる場所で、できるか?
ということが今回のテーマ。
結果としては、MCの入り方から、イメージができていたのがよかったのか、
ほぼ、満足できる演奏ができた。
つまり、結構自在にアドリブが入った。
ほっておくといつまでも弾きそうな感じ。
毎月テーマを決めての曲も、
本当はこういう風に弾けるとこまで
弾きこめるとよいのだけれど・・・・。


コレクターkimuraさん 川越市(S) (ギターケースに関するうんちく)、(ギターに関するうんちく)、アドリブ
ギターケースは、HOFFEEというメーカーのものだそうで、
無粋な話だが、MCで質問されて答えていた価格を書くと10万円・・・
プロの方用だ。
ものすごく堅そうな材質で、グラスファイバーだろうか。
しかし、色はくすんだブルーというか、落ち着いた青というか、
とても渋い感じがかっこいい。
内装も、青で統一されている。
つくりもすごくて、開くときに
「ぷしゅ」と一瞬気密性が解かれる瞬間の音がする。
しっかりした防水仕様であることがわかる。
ギターの方は、1949年のマーチンD28。
数か月前にも一度持ってこられていたと記憶するが、
更に弾きやすく、音がよくなっていた。
いつものように、みなさんの演奏後に触らせていただいたが、
鉄弦でありながら、ナイロン弦並みの軽いタッチで
音がでる。右手左手ともすごく楽で、
自分がうまくなったのか、と錯覚してしまう。
かつ、その音は、倍音が豊かで、ピアニッシモで弾いても、
きちんと、芯のあるピアニッシモを出してくれる状況。
すばらしかった。
実は、購入時はビビりがあるひどいギターだったのを
フレットのうち直し、弾きこみで、ここまでもってきたとのこと。
その前のビビりのある状況で、よくなるギターになる、
と判断できるところがさすがkimuraさんだ。


と、以上のようなMCがとても楽しい。
kimuraさんのこのMC、いや、
「語り口」といった方がしっくりくるが、
一つの芸だな、と思う。
そのあと、いつものアドリブで、自在にギターの音を
楽しんで終了。


以上、楽しかった。


今回はめずらしく、自分の演奏を納得できたのが
うれしく思う。


11名とちょっと少な目だったので、
少し早めに完了し、その後のkimuraさん、masakiさん、kanaiさんと
しばし歓談。いろいろ楽しい話ができた。


以上、本日ご一緒したみなさんに感謝。


<去年の今日>
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20111118
<目に入ったニュース>

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