弾けない曲を持つ

自分は、ギターを習ったことがないので、
ギター技術面では、
「全くなっていない」
状況だ。
クラシックギターのちょっと難しい曲だと、
お手上げになってしまう。


でもまあ、ギターを弾く目的自体が、
「楽しめればいい」
なので、とりあえず、自分で弾ける範囲で
楽しんでいる。


しかし、技術面が未熟であるということは、
楽しむということにおいても、明らかに不利なのは
言わずもがなだ。
技術があれば、いろいろな曲を弾ける。
弾ける曲はたくさんあった方が楽しい。


なので、「楽しめればよい」
と思っていながらも、同時に、常に、
「うまくなりたいなあ」
という気持ちは持っている。
(じゃあ、習いに行けよ、と思うが、
  習うということは、別の力も必要となる・・・)

そんな自分でも、ちょっとずつは、うまくなっている
ような気がする。
それは、
「とても弾きたい曲だけど弾けない曲」
をいくつか持っておいて、
それが、ほんのちょっとずつでも弾けるように
なっているのを感じるからだ。


弾けない曲は、とりあえず、
ゆっくりと譜面をおって、指を動かしてみる。


弾けなくとも、これを、ずっと続けていると、
曲の部分部分において、手が覚えてくれて
ほんのちょっとずつ弾けるようになったりする。
これが結構大切で、
ちょっとでも弾けるようになると、
弾いた音を自分の耳で聞けることとなり、
これができると、頭と手が連動するようになる。


この繰り返しで、本のちょっとだが、
上手になれているような気がする。


弾けない曲がたくさんあるのは、
とても不幸に思えるが、それを楽しめるのだから、
それはそれで案外幸福といっていいのかもしれない。



<去年の今日>
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20111105
<目に入ったニュース>

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