長崎ベイサイドハーフマラソン:1時間53分8秒 完走。楽しかった。

結論からいうと、すごい雨のなか、
うまく走れたと思う。楽しかった。
翌日の筋肉痛は、程々に来たが、特に問題なし。


自分なりのレースレポートを記しておく。


自己申告を2時間20分としていたため、スタートは、
ほぼ、最後尾に近いところから。
従い、スタート直後から渋滞してしまい、
最初の1kmは6分30秒くらいかかっている。


しかし、これは作戦どおりで、どうせこうなると見越して、
準備運動はしなかった。
つまりこの最初の1kmは準備運動代わり。
ここからだんだんいつものスピードにあげていくこととしていた。
ただそれも最初の5kmについては、
5分30秒よりはあげないつもりで走る。
5km過ぎからの坂道、上り下りでの
状況を確認したかったから。
従い、5kmは27分に近いタイムだった。


で、最初の坂道だが、やはりきつい。
6分半くらいにペースを落としてやり過ごす。
こんなに早く脚を使い切ってしまうわけにはいかない。
どこか痛くなるのも怖かったし。


しかしこの登り下りを過ぎたところで、
まあまあ、大丈夫との感覚を得る。


というのは、この後の平地で周り方のペースが
明らかに落ちたように感じられたため。
すなわち、他の方並みには走れているな、
と安心したもの。


また、自分はガーミンでペースを把握しており、
もう少しあげても大丈夫との感覚もあった。
そこで5分20秒ペースへ。
少しずつ、順位を上げながら走るのは気持ちいい。


さて、ここからの問題は、雨。
「激烈」という表現をつかってもいいくらいすごい降り方。
道路は川のようになり、シューズはずぶぬれとなった。


ただ、助かったのは気温が高く、寒さは全く感じなかったこと。
シャツを始め、体中びしょびしょではあったのだが、
特に、腕と脚が助かった。
脚のほうはザムストLC-1、腕のほうは同じくザムストアームスリーブ
を使ったのだが、これが良かった。
特に腕のほうが程よく「温かい」という感覚のまま走れて、
快適だった。
いままでアームスリーブは、いまひとつの使用感だったが、
今回は本当によかった。


また、雨の結果路面がところどころ、
「深い水溜り」となっているのだが、
これを上手に避けながら走るのが、結構気晴らしになった。


身体の痛みとかは、特になし。
最初の2km3kmのところで、早くもびしょ濡れに
なってしまった左足の甲側、親指のところに
ちょっと気になる痛みが生じたが、程なくなくなった。
それくらいで、腰、膝、足裏等、全く問題なし。


但し、一番の山場は14km過ぎからの女神大橋に至る長い坂道。
ここでアウトとならないことが肝心だ。


なので10kmまでは自重して走る。
で、10kmは55分くらいだったと記憶する。
(あとでガーミンの結果を計算してみよう)


脚も身体も、全くきつくない。


よし、中間ビルドアップ!
ペースを5分10秒くらいに上げる。それでもきつさは感じない。
加えて、周りの方はだれもしていなかったが、
自分としては、ここでサバスのゼリー食を1本食した。
ここで食べておけば、ちょうど坂道くらいで
効いてくるのでは、との読み。


食べ物がおいしく感じるのは、体調がよい証拠で、
元気がでる。
ちなみにアミノバリュー4000(500ml)
をレース前に半分飲んでおり、あとの半分を
ウェストポーチに持って走った。
これも給水場のタイミングで
飲みながら行った。
で、坂道に入る14kmのところで、空っぽにした。


さて、坂道だが、長いし、きつかった。ペースは6分半まで
今度は落としたのではなく、勝手に落ちた、という状況。
息もぜいぜい上がってしまい、ヤバイ。
それでもなんとか、走りで上りきった。


ここで、心配だったのは、これで、脚が死んでしまったのでは、
ということ。
女神大橋の上で、息を落ち着かせながら、状況を確認する。
すると・・・・
前を走る方が徐々に近づいてくる。
よし、脚はまだ、生きている。


こっから最終ビルドアップ開始!


坂道の下りは、走るのが難しかったが、4分台に突入。
その後最後の4kmもすべて5分10秒を切るペースまで
上げた。
最後の1kmは4分台。


まわりの方でも同じようにラストスパートを
かけている方がいて、何人かの方には抜かれたが、
その数倍(それ以上かも)の方をバリバリ抜き去りながら
ゴールへ。


本当は、最後の数百メートルはダッシュもできそうだったのだが、
数秒を云々することはないだろう。
胸をはって、充実感を感じながらゴール。


楽しかった。


<その他感想、反省、まとめ>
・身体に痛いところがでなかったことが一番の収穫。よかった。
・坂道走の練習をしようと思っていたができなかったのが、
 やはり影響あり。今後はここを鍛えていくのが楽しそうだ。
・ガーミン使えた。グッド。
・シューズの選択も自分としてはベスト。
・飲み物、補食を携帯したことも、正解だった。
まとめとして
・自分としては、現状はこのハーフ(20kmくらい)
 がレースとしては、ちょうどいいかな、という感じ。
 フルマラソンも走れそうな感じを持ったが、
 身体のダメージを考えると、今はまだちょっと・・・というところ。


<備忘データ>
●朝食:お餅3切れ。納豆をつけて食す。6:40ごろ(レースは9:00スタート)
●使用シューズ:アディゼロマナ
  かかと外側部が磨り減っているシューズを
  敢えて選択。現在の自分のランニングフォームでは、
  ここが磨り減っているほうが、かかとでの引っかかりがなく、
  フォアフットに近い走りが可能な状況であるため。特に左足。
  かかととつま先の落差が少ないシューズであれば、
  この必要性はなくなるのではと思っていて、今後の
  シューズ選択を考えているところ。
●レース時は、半分飲んだ状況のアミノバリュー4000と
 「ザバスピット(ゼリータイプ)」3こを
  ウエストポーチに入れて走った。
  アミノバリューは、各給水のタイミングにあわせて
  飲んで、14kmですべて飲み干した。
  サバスのほうは、10kmにて1個食した。
  ちなみに、10kmのところで、なんか食べてる方とは、
  みあたらなかった。
  (自分は特殊? おいしいものを食べると元気でるのだが・・・)

  ちなみに、ウエストポーチにドリンクを持って走るのが、
  自分のスタイル。
  20kmくらいなら、それは無くても十分走れるとは思ったが、
  自分としては、「練習どおりのスタイル」の方が
  安心感があったもの。



<去年の今日>
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20101106


<目に入ったニュース>

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