ものすごくゆっくり走る

ゆっくり走れば走るほど、楽になるか?
というとそんなことはないのだ、ということを
このところ納得している。
ある程度以上遅くすると、返って疲れる。


まあ、自転車だって、平坦でスピードを
上げられる道を、ローギアーでゆっくり走るのは、
疲れるので、特段「納得」することでもないのかもしれないが。


で、考えたのは、
「ゆっくり走る事は、なにか意味のあることなのか?」
ということ。
もちろん、LSDの効用、すなわち、「毛細血管が育つ」
とか、スタミナの養成になることは、わかっている。


そういう体力面ではなくて、
「走るという技術面でのプラスはあるのだろうか?」


そんなことを考えながら、ゆっくり・・・「不快なほど」ゆっくり
はしってみた。


ガーミンの距離表示は、一向に進まない。
こんなんで意味はあるのか・・・という気持ちが
まず沸いてきたのだが、とにかくやってみる。


すると・・・・


・体をまっすぐ縦にする、ということを意識できる。
・足のつく位置をとにかく重心の真下に近づけることを考える。
・リズムをどうやってつくるか、いろいろ考える。
・脱力ってなんだ、ということをいろいろ考える。
・足の着地の仕方を考える(フォアフットとか)


・・・・結論としては、悪い身体の使い方をしていて、
それを直すときに有効なのかな・・・と思った。


で、もしできるのなら、
「ゆっくり走ることで気がつく事が出来る、
 身体の使い方のよしあし」
というのが掴まえられれば、一番いいのだが、
との思いに至った。


まずは、「身体が一番楽な姿勢」というのは、
ゆっくり走っているとき、見つけられるかも。


自分は、体が電信柱みたいに、まっすぐになれたときが、
よいと思っており、それは、ゆっくり走る中で、
いろいろ試せそうに思える。


意味あるかもね。



<去年の今日>
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20101027


<目に入ったニュース>

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