踵で蹴る

ランニングの本でよく書かれているが、
つま先で、地面を後ろに蹴る意識は、
あまりよいことはないらしい。


まあ、長い距離を走ろうと思えば、
つま先で蹴ってしまっては、
ふくらはぎが疲れてしまうことは明白。
だから、自分もつま先では、全く蹴る意識を持たずに走っている。


では、なぜふくらはぎを痛めたのか。


つま先で蹴ってはいないが、
「踵で地面を後ろへ送り出す」
というイメージで走っている。

着地を重心の真下にして、
ブレーキがかからないようにし、
(なので、踵着地ではなく、
  土踏まず着地くらいの意識)
そこから、踵を上げずに、
ずっと後ろへ、ずらしていく。
ごく簡単にいうと、
「踵で蹴る」みたいな意識。


前傾して走るのだが、
その場合、足首から前傾するような意識となる。


うまくいくと、
体をはねさせず、(上方向に移動させず)
前にすっすっと進む感覚が得られる。
(ような気が、自分としてはする)


もちろん、「踵で蹴る」
なんてことは、無理なので、
つま先が最後で、
離陸しているのだろう。
だから、ふくらはぎはそれなりに使っているはず。


で、その走りがうまくいくようになったかな、
というところで、ふくらはぎに痛みがでた。


ふくらはぎの筋肉は引き伸ばされつつ、
力が入る、という状況になって、
負荷がかかったのだろうと思う。


ふくらはぎが治ったら、
ふくらはぎの使い方はどうするのがいいのか、
ここのところの意識をどうするか、
改めて考えていこう。


<去年の今日>
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20100423
<目に入ったニュース>

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