なんにもしないを大事に

ストレスというのは、
ありすぎても、なさすぎても
まずいらしい。


面倒だが、ありすぎるのが正しい、とか、
なさすぎるのが正しい、とかでは、
よくないというのは、
直感的にも、きちんと考えても
そうだろうな、と思う。


で、一番よくないストレスというのは、
かかりすぎてる方だろうな、
と思っていたのだが、
今日、とある専門家が、そうではない、
というのを話しているのを聞いた。


過剰ストレスは、もちろん
よくないのだが、
怖いのは、ストレスがずっと
かかりすぎて、それがストレスか
どうかわからなくなってしまって、
「ストレスレスと本人はなってしまっている」
状態とのこと。

肩こりを例にあげて、
本当に肩こりがひどい人は、
肩こりが当たり前になってしまって
肩が凝ったという自覚がなくなるらしい。
で、その状態がずっと続けることが
できてしまう、ということが一番
デインジャラス、とのこと。


わかる。


しかしなあ・・・・


感じないストレスは、気にすることが
できないわけで、特に精神力が
強い方ほど、こういう状態を防ぐのは
難しいのではないかな、
と思う。


なるほど、
成人病というのは、怖くて、
やっかいなわけだ。


そういう、今過剰にストレスが
かかているな、ときちんと、
感じるようにするには、
定期的に、
「なんにもしないをきちんとやる」
ことが大切なのだろう。


「なんにもしないを、きちんとやる」
・・・へんな言い方だ・・・


でも、キリスト教が一週間に一日を
休息日としたように、
どの文化、宗教にも、そういう日が
もうけてあるのは、人間には、
そういうことが大事である、
ということなのだろう。


そもそも原始人は、きっと
「腹減ってなければ、休み」
だったろうし。


週末の休みは、普段と違うことを
して、忙しく過ごすのも、楽しいが、
「なんにもしない」も
きちんととっていこうと思う。



<去年の今日>
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20091022
<目に入ったニュース>

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