ゆっくりの効用

ゴルフの宮里藍選手の訓練で、
「太極スイング」
なるものをテレビみたのが、
いまだに忘れなれない。


ただの「素振り」なのだが、
なんと1スイングを3分ぐらいかけて
ゆっくりやるのだ。

で、テレビに映ったそれは、
大変美しく、
その解説がなければ、
「スローモーションビデオです」
といわれれば、そう信じてしまいそうな
ものだった。


で、これが大変いい訓練になっている、
とインタビューでいっていた。


悪いところや、苦手と体が思っているところでは、
必ず速くなってしまうそうだ。
要するに、「力が入ってしまう」というやつだろう。


よくわかる気がする。


ギターでも、速いフレーズが弾けないとき、
ゆっくり弾いて見たりすると、
ゆっくりでも弾けなかったりする。
「苦手な指使い」ということだ。

で、弾けるくらいまで、どんどん
ゆっくりしていくと、
(しかし、リズムはきちんとした上で)
どこが苦手なのか、が浮き出てくる。


ということで、
「できるだけゆっくり弾く」
ということも、ギターでやっていこう、
なんて思っている。
(速弾きができないゆえの、言い訳・・かも・・)


「1音1音を味わいつくす」
みたいな演奏がいいなあ、と思うのだ。



<去年の今日>
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/200909016
<目に入ったニュース>


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