福岡ビルの丸善は6月閉店とのこと

家人の都合で、土日、頻繁に
福岡に行く生活となっている。


さて、その福岡での話だが、
首記のとおり、丸善がなくなってしまうとのこと。


丸善は、東京銀座店によくいっていて、
特に万年筆をはじめとした「こだわりの文具」
をじっくりみれるお店として、贔屓としていた。


福岡でも、お店の方針は大体いっしょで、
福岡ビルの2階、3階に、しっかり、文房具と
書店が、やはり、「こだわり」
をもって展開されていた。


自分が福岡の丸善を好きな点は、
上述のとおり、文房具がこだわりをもって
陳列されているところと、
本屋として、芸術関係、海外書籍等の
充実している点。
なので、福岡に行ったら
必ず足を運ぶお店であったし、適当な文房具は
できるだけここで買うようにしていた。・・・のだが・・・。


残念。


まあ、まわりにLOFTとか、駅ビルにも
大きな文房具店ができていたし、
厳しい状況になっていたのだろうと思う。
しかたなし。


しかし、この丸善が閉店となって
一段と思うのだが、自分は、購買者として、
自分の趣味にあったお店を贔屓にしていきたいと
思う。


1割くらいだったら高くても、
お店にいくことが、楽しく思えるお店で
買いたい。
自分にとって、そういうお店は、
情報収集場所、アトラクション、
としての意味合いも持つからだ。


思えば、東京は、そういうお店が、
長く残っている街と思う。
神田の本屋、御茶ノ水の楽器屋が自分の
大好きな街だ。


これは、もちろんお店の方が、努力している
結果と思うが、もうひとつ、そういう
お店を大事にしていこう、という
購買者もたくさんいるのだろうと思う。


自分は、そういうこだわりの
お店が、きちんと評価されて残る街が
「都会」だと思う。


福岡や長崎にも、そういう、
「こだわりのお店が長く続く文化」
というのが、もっともっと、東京並みに
でてくるといいのにな、と思う。


というか、これからは、そういうお店
が残っていくのだと信じている。


ものを買うのは、自分が好きだと思うお店から。
お財布状態は、厳しいところであるが、
そういう気持ちをもっていたいと思う。



<去年の今日>
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20090522
<目に入ったニュース>

>