怖さの感度

プロジェクトの反省会。
うまくいったところもあれば、
大失敗であったところもある。


とても気になったのが、
大失敗になったものの、途中の状況。


どう考えても、
「うまくいかなそう」
な予兆がでていて、担当していた方々は、
大なり小なり、そのことを感じていたと思う。


今日、「過去の物語」として聞いたのみの
自分がそういう
「いやな雰囲気」
追体験できたのだから、実時間で
あったならば、それなりにつよい、
「やばい感」
があったろうと思う。


その「やばさ」を感じながら、
担当として、そこから逃げられない感じは
とても耐えられなくて、
逃げ出してしまいそうな気がする。


しかし、そうはできないから、
「なんとか、もがきまくって何とかする」
というようになるのだろうが、
「大失敗であった」わけで、
そういうアクションがとれなかったということだ。


原因は、2つ考えられる。
1つは、
「もがきまくったけど、どうにもならなかった。」
もうひとつは、
「やばさを感じなくなっていた」
という状況。


後者は大変怖い。
と自分は思う。


この「怖さを感じる感性」
は大変大事と思っているので、
大事にしていこうと思う。



<去年の今日>
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20090517
<目に入ったニュース>

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