読書:世界史ものを読む

紀元前の世界史関係の本を
読んでいる。


アーリア人とかフェニキア人とか、
どうせ覚えられないし、覚える必要もないな、
と思いながら、
ひっかかるのは、宗教とか
哲学についての記述。


ユダヤ教とか、ウパニシャッドとか、
ヒンズー教とか、ギリシア哲学とか、
殷王朝の甲骨文字とか、
「・・・が起こった」
「・・・の社会では、・・・という考えが
 広まったようだ」
等々書いてあるが、
どういう社会の要請で、それが
生き残ったのか、に思いを馳せて
読んでいると、なかなか味わい深い。


そう考えると、
昔の歴史ではなく、今に続く
「人間ってこういう風に考えるのね」
というところまで、みえてきそうな
気がするのだ。(錯覚だろうが)


今の人は、科学がこれだけ
進歩したから、宗教なんて・・・
ということは、もちろん実感としてあるのだが、
でも、「今日の運勢」
なんてものを気にしてしまう自分は、
やっぱり、「割り切れないなにか」
のことを信じているのだろうなという実感もあるし。


ゆるゆると読書中。


<去年の今日>
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20090320
<目に入ったニュース>

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