応援したいぞ! 箱根「ゴミ拾い」駅伝 

今日の<目に入ったニュース>(本ブログ末尾)
に貼り付けたのだが、
大学生が、箱根駅伝の翌日に、
「ゴミ拾い」駅伝なるものを実施していると
いう記事、すばらしい。


こういうことを、企画できる方、
ガンガン参加される方は、
どこにいっても、活躍されるに違いない!!!


ちなみに、この駅伝は、
この駅伝の価値がなくなることがゴールとのこと。


すなわち、
「ゴミ拾いの必要がなくなったら、終了」


このコンセプトもなんとも粋ではないか。



自分としては、
この「ゴミ拾い駅伝」
がなくなる変わりに、
地元の方々、沿道に応援に駆けつけた方々が、
「ボランティア掃除が箱根の伝統」
なんてなってくれたら、
日本人として誇れる文化になると思う。


実現したらいいな。


長崎からでは応援しかできないが
一昨年まで済んでいた横浜が・・・いや、
日本が、きれいになるのは、
素敵なことと思う。


がんばれ、「ゴミ拾い駅伝」!



<去年の今日>
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20090109
<目に入ったニュース>

箱根「ゴミ拾い」駅伝 1月4日号砲
9大学11チームエントリー
 新春の箱根路をかける東京箱根間往復大学駅伝競走箱根駅伝)。
千代田区大手町と神奈川県箱根町芦ノ湖畔を結ぶ110キロ近い道沿いでは、
大勢がランナーに声援を送る。
しかし、激戦の翌日に行われている「もう一つの箱根駅伝」をご存じだろうか。
静寂が戻った道でたすきをつなぐ学生たちが取り組んでいるのは、「
箱根路でゴミ拾い」だ。


08年大会の様子。沿道のゴミをくまなく探すため、
ゴールは夜になる(実行委員会提供)
神奈川大OBで広告会社に勤める市川真也さん(23)が、
2006年の箱根駅伝に合わせて始めた。
駅伝翌日の1月4日に大手町をスタートし、
芦ノ湖畔まで往路左側の歩道を2日かけてゴミを拾い歩く。


 大会開催のきっかけは05年。
急流下りなどの活動を行うアドベンチャークラブのメンバーだった市川さんが、
過去の活動報告書から98年と00年に先輩が箱根路を
ウオーキングしていたことを知った。
市川さんはそのイベントの復活を提案し、
歩くだけでなくゴミを拾いながら順位を競うレースとして開くことにした。


 選手が歩くのは箱根駅伝の往路と同じ5区間のコース。
たすきも、神奈川大は青、日大はピンクと、各大学の色に合わせる。
選手たちは大会前の箱根駅伝をテレビ観戦し、
「ここはゴミが多そう」などと予習。
当日のスタートは午前9時半で、
金属製トング(ハサミ)とゴミ袋持参で路上のゴミを拾っていく。



いっぱいになった袋はスタッフが車で回収する。
今年の大会では45リットルのゴミ袋が前年の2倍近い102袋集まった。
ほとんどは、植え込みなどをかきわけて見つかる
コンビニ弁当の容器や空き缶、たばこの吸い殻など。
トラックなども通る1〜2区(大手町〜横浜市戸塚区の中継所)
が全体の約7割を占めるという。
横浜市国交省関東地方整備局なども、
ゴミの分別・収集、トングや軍手、袋の提供などで協力している。


 ゴミ拾い第1回の06年は5大学の参加だったが、
前回は9大学11チームが参加し、今回も、
18日時点で9大学11チームがエントリーしている。


 過去3大会は実行委員長、
今回はボランティアを務める市川さんは
「沿道のゴミがなくなったらやめようと思っていましたが、毎年増えている」。
初めて実行委員として参加する神奈川大2年の斎藤葵さん(21)は
「応援してくれるだけでもうれしい。いろいろな学生たちに参加してほしい」
と呼びかけている。



注目集める もう一つの箱根駅伝

タスキとゴミ袋ゆらし 東京大手町→芦ノ湖畔走る


声援のない箱根路は
苛酷を極める


 箱根駅伝の翌日に箱根駅伝と同じコースを、ゴミを拾いながら走る
「もう一つの箱根駅伝」が静かに注目を集めている。
第4回となる今大会には12大学が参加、声援のない箱根路を学生たちが駆け抜けた。


 この駅伝は首都圏の大学の探検部やボランティアサークルに
所属する学生たちが運営。
98年に神奈川大の学生が中心となって開催したのをきっかけに、
数年のブランクを経て3年前から毎年開催されている。


 大会の優勝は到着順と、ゴミ袋の数の多さで決まる。
各大学は4日の午前9時に大手町をスタートし、
湘南海岸の野宿を挟んで、路上のゴミを探しながら走り続けた。
翌日の16時真っ先にゴールに飛び込んだのは日大。
日没後も着ぐるみ姿のランナーや憔悴したランナーたちが
タスキとゴミ袋を揺らして続々とテープを切った。


全大学が完走し、総合優勝をもぎ取ったのはゴミ30袋分を拾った麻布大学
2位の帝京大学はたった3人のチームで5区間を完走した。


集まったゴミ袋を開けると中はほとんどが生活ゴミだったという。
実行委員長の斉藤達成さん(立正大4年)は大会を振り返り
「つらかったが、箱根のホテルや商店街の皆様に昼食券や温泉チケットを
提供して頂いたのは有難かった。卒業しても大会をサポートし、規模を拡大したい」
と語った。




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