調子がよくない会社の方から考える

すばらしい活躍をしている方と、
付き合える機会がもてると、
いろいろ参考になること情報を
得られたりする。


一方、
「大変状況がよくない会社の方」
と付き合うことは、別の意味で、
いろいろ考えてしまうことが少なくない。


能力的には、劣っておらず、むしろ
すばらしい、といって言い方が少なくないのに、
「調子がよく無い会社である」
ということを感じている自分がいる。


なにを感じ取っているのか?


その方の能力、ではない。
感じ取れる方として、優秀な方が少なくない。


礼儀とか・・・ということもない。


等々、考えていくと、行き着く先は、
「構え」、「覚悟」
みたいなところになる。


自分の仕事は自分自身である、というか、
「自分が責任を背負っているのだ」
というリアルな感覚が
もてているかどうか・・・。


悪い会社は、どうしても、
「なんで、そんな選択するのかな・・・」
というような葛藤を社員が持ってしまっているのを
感じてしまうのだと思う。


その、
「納得できないものを納得せねばならない」
という状況が増えてくると、
それは、「自分のジャッジ」
ではなくなっていく。


「覚悟」なんてものが、もてるはずがなくなってくる。


ひょっとすると、
事実は逆かもしれない。


そういう、
「覚悟がもてない方がいる」
ことが先にあって、
その方々では、いい仕事ができる
はずないので、
よくない状況を招いてしまい、
そのことが、
「覚悟がもてない方を増やす」
ということなのかもしれない。




どっかで読んだが、
「仕事は、すべて自分の仕事としてやる」
「やらされ仕事としたはやらない」と
いっていた方がいた。
サラリーマンではすべてやらされ仕事ではあるのだが、
それら一つ一つ、自分が納得できるような
解釈をつけてから、
やるようにしていると。


そういうやり方で
やっていくほうが、会社のためにも
自分のためにもいいだろう。


精神衛生上も。



<去年の今日>
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20081222

<目に入ったニュース>


>