CO2問題については、25%削減となったが、
自分の仕事の関係上、これがものすごく
難しいということが実感としてわかる。
以下、今日の記事にもピックアップしたが、
「ガソリン車はのれない」
との理解は本当と思う。
確か、「移動」は、
全CO2の3分の1くらいで、
自家用車は、そのなかの2分の1。
だから、6分の1くらいは、車だ。
自分はこの条件を飲めるだろうか・・・
代替の電気自動車とか
水素自動車ができればいいが、
なければ、「自家用車禁止」となる。
さびしいだろうなと思う。
自動車については、
もちろんそれと同時に、
インフラ(ガソリンスタンドにあたるもの)
も必要だ。
これも整備するとなれば相当大変だろう。
また2分の1か、3分の1は、「電気」だ。
火力発電所は増やせないし、
減らさねばならない。だから、
%としてずいぶん小さかった自民党案ですら、
原発も10基くらいの増設を
計画していたと記憶している。
本当にみんなこれを賛成してくれるのだろうか。
原発を建てることになった地域の方は?
本当にOKしてくれる?
それができなければ、
電気、交通といったことを
「法的制限を使って」
規制していくことになろう。
夏にクーラーをなしでは
過ごせなくなった自分たちは、
そういう状況に耐えられるのだろうか・・・
制限としての規制のほかに、
対策としても、同じように
法がでてくるかもしれない。
「新設の家には、すべて太陽電池付けが
義務付けられる」
とか。
25%削減というのは、
それくらいのインパクトだ。
「みんなでやれば、こわくない」
といったような感じで、やっていくのだろうか・・・
もう、それほど遠くない将来これらは、
「具体案の提示」
として示されてくることになろう。
自分はそれをどう思うか、
また、
みんな、つまり、庶民はどういうふうにそれをみるだろう、
また、マスコミは?
興味を持って、自分自身を含めて
みていこう。
<去年の今日>
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20080907
<目に入ったニュース>
温暖化ガス25%削減、経産相「極めて難しい」 環境相「高く評価」
二階俊博経済産業相は8日の閣議後の記者会見で、民主党の鳩山由紀夫代表が国内の温暖化ガス排出量を2020年までに1990年比25%削減する方針を表明したことについて、「実現は極めて難しい」との見方を示した。その上で、「実現に向けた手順を示し、国民の理解を得る必要がある」と注文を付けた。
一方、斉藤鉄夫環境相は8日の閣議後の記者会見で、鳩山氏の発言について「積極的な取り組みの姿勢ということで高く評価したい」と述べた。
25%の大幅削減には、産業界などから負担増を懸念する声が上がっている。環境相は「確かに大きな負担はあるが、それを上回る経済活性化も生み出せる」と強調し、新政権の温暖化対策が景気浮揚につながることに期待を示した。
「ガソリン車使えなくなる」 温室ガス25%削減で官房長官
河村建夫官房長官は8日午前の記者会見で、民主党の鳩山由紀夫代表が2020(平成32)年の日本の温室効果ガス排出削減の中期目標を1990(同2)年比で25%削減と掲げたことについて、「ガソリン車をほとんど使わないなど、クリアする問題がたくさんある。経済成長との両立もどう解決するのか」と述べ、新政権の目標実現に懐疑的な考えを示した。一方で、河村氏は「日本が温暖化防止に向けリーダーシップを発揮することは大事なことだ」と述べ、一定の理解も示した。
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