読書:無駄学 & アジャイルプラクティス

今日は名古屋へ出張。
出張自体は、ほぼ、自分でイメージ
したとおりの状況で、まあ、よかった。


出張の移動中が自分にとっては
いい読書タイムとなっているのだが、
今日読んだのは、
『無駄学』西成活裕


面白いと思う一方、
ずぼらと自覚している自分が
普段からいろいろ考えていることも
あって、「目から鱗」という状況までは
なかった。


自分の職場でも、同じようなこと、
すなわち「無駄とり」を
日々考えているからかもしれない。


それと、もうひとつ自分の中で
「無駄とり」のターゲットに
しているものについての
ところは、あまりのっていなかったから
かもしれない。


自分が今「無駄」みたいな視点を
どうすればよいか・・・
と考えているのは、
「ソフトウェア」
の類だ。


これは現在「保管場所は無限」
といっていい状況になった。


鉄材とか、木材とか、製品は物質であるゆえ、
無駄とかはスペースとなって、
目で見えてでてくる。


一方、「ソフトウェア」
の類は、そういう評価、視線は意味をなさない。


「結果」と、「時間(工数)」
くらいであるが、これは、
なんにでも当てはまるものだし・・・


そういう意味で、「無駄学」の本では、
後半にでてくる、資本主義の功罪への言及といった
思想面でのところが自分としては、ひっかかるところが
あった。


「ソフトウェアの無駄をどうなくすか」
ということについては、
アジャイル プラクティス』
 (達人プログラマに学ぶ現場開発者の習慣)
著者|責任表示 : Venkat Subramaniam/著, Andy Hunt/著, 角谷 信太郎/監訳


が面白かった。
こっちは、自分はそれが専門ではないのだが、
形の無い、ソフトウェアというものを
どうやって効率的、かつ、リスクを少なく設計していくのか、
ということについて、
いろいろ触発を受けた。


で、


現在その2冊の本が、自分の頭のなかで
ブレンドが開始されているのだが、
そうすると、なんか、結構いい感じの気がする。


今年の自分のキーワードのひとつが
「習慣」
なのだが、ほんとそうだな、なんてことも思う。



<昨年の今日>
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20080218

<目に入ったニュース>

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