納得して生きる

今日のプロフェッショナル仕事の流儀は
「森に生きる」
として、森林組合員の湯浅勲さんという方だった。


森林を再生させることのプロなのだが、
「森林を再生させる」
ということについて、何が壁なのか
というと、そのものずばりで
「コスト」であった。


それを「森を見抜く目」
で、成し遂げていくのだが、
この技術ももちろんすごい
と思ったが、大きく共感したのは、
心の持ちようだ。


「心の奥底で納得して無いと
 どうにも、気持ち悪さが残るんです」
「自分のやっていることについて、
 堂々としてられないと、いやだ」
「何十年も先に成果は得られますが、
 それは、今の積み重ねです。
  だから、今を充実していきてられると
   それは充足感ありますよ」


最後にも、同じことだが、
「心の底から打ち込めるかどうか・・・
 心から納得してこそ、前に進めるんです」
とのことであった。


コストと戦った方であり、
ものすごく儲けることが
しにくい状況が今の林業だ。


でも、
それより、
「納得できること」
「安心できること」
の方が、ずっといい。


お金持ちというのは、
お金に心配しなくていい人


というが、
それはお金以上に、目指すべきもの
を見つけた方のことをいうのだろう。


そういう意味では、
湯浅さんは、とてつもない
お金持ちだ。


自分も、そういう風にいきたい。


<昨年の今日>
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20080203

<目に入ったニュース>


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