キャリア採用試験

29日は横浜へ移動。
ゆっくり自宅で過ごした。
実は、30日の日曜日が東京で
仕事だったので、1日早く
移動としたもの。


29日のブログなのだが、
今日はどうしても、30日の日曜日の仕事のことを
書きたくなってしまったので
気持ちに素直に書こうと思う。


30日は、実は就職活動の方の
面接対応をしていた。
面接といっても、単純な新人の方の
就職試験というわけではなく、
中途採用(いわゆるキャリア)
の方との、情報交換会のような
ものだ。


つまり、ひとつは採用希望の
方の話を聞く機会としてであるが、
もうひとつ、自分の会社のPRを
行うことも目的となっている。


1日かけて、8名の方と
面談をもつことができた。


もちろん、プライベート情報
だから、このようなブログで
個別の内容が云々書くことは
ないが、
自分自身の勉強として、
大変有意義だった。


自分は自分の人生において、
これまで、評価される側の椅子には
何度かついたことがあるし、
今でも、そういう立場に
なることは、(就職みたいな
大きな機会はないが)
まあまあ、ある。


しかし、今日はこれまでとは
逆の立場。すなわち、
採用される側でなく、
採用する側の椅子だ。


そこで思ったのは
結局面接というのは、
個人の技能面というものは
もちろん大切なのだが、
それ以上に、
「ああ、こいつとなら、一緒に
 仕事してもいいな」
と思ってもらえるような
態度ができているか、
これが大変大事だということを
再認識した。


そしてこれは
そんなに簡単ではない。


最初、先方の自己紹介と、
その後こちらから、求人の意味で
自分の仕事の内容紹介を実施する。


ここまでは、大体みんな
確実に及第点の内容がなされる。


しかし、その後質疑応答になると、
一人ひとり、様々となる。


「どうしても自分を売り込みたい」
みんなそう思っている。
だから、一生懸命自分のことを話すし、
また、採用者の方の話の中で
自分が採用していただけるポジションが
何か無いかを必死に探している。


でも、
そういうやりとりしながら・・・
というか、そういうやりとりだから
こそ・・・といっても
いいと思うのだが、
「こちらの話の聞き方の上手さ」
というものに差を感じる。


話の内容のすばらしさも
もちろん評価としてあるにはあるのだが、
それ以上に、話をしていながら、
こちらの顔色までみれている方。
こちらが合いの手をうつタイミングを
まで、確認できている方。


こういう方が何人かいた。
本物の「キャリア」だ。


こういう方は、たとえ
社員として採用されたときは
実力的に劣っていたとしても、
すいすいと能力を獲得していくだろう。
そう思わせるものを持っている。
こういう方は、あとは
採用側のニーズにさえあえば、
道は開けるだろうと思った。



なかなか面白い経験だった。


感謝。



<昨年の今日>
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20071129
<目に入ったニュース>



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