書くことの功罪

この1ヶ月オリジナルアレンジを
譜面に起こしてやってきたが、
概ね、楽しくできているし、
書くことによって、アイディアや
構成を練っていくことができるように
なっていることはとてもいいことだ。


ただ、ひとつ気をつけなくては、
と思うのは、書く事により、
自分の頭の中のものをひとつに固定していくことに
なるが、そのことによって失うものもある
ということ。
書いていないとあいまいゆえ、
毎回どんどん変わっていく。
そしてそのなかにしか存在しない
美しさもある。
できれば、その美しさも失わないで、
かつ、書く事も続けていければと思う。


演奏を聴いての感想も、
詳しく書いてしまうと
その書いたことに自分が縛られることになりかねない。
「その演奏を思い出せる簡単なひとことぐらいにしておきたい」
そう思う。



<昨年の今日>
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20070720
<目に入ったニュース>

><