ショートショートコンサート

今日も雨。
晴れだったら子供の中学校の運動会・・・
じゃなかった、体育祭の応援だったのだが、
雨だったので、自分の楽しみとして、
以下のギター演奏の催しに参加させて
頂いた。
http://homepage3.nifty.com/m-ets/


自分の仕事も忙しかったし、
子供の体育祭との絡みで、
「いきます」という連絡もできなかったので、
どうしようかと思っていたが、
言ってもいいか打診してみると、
快くOK頂いたので、
天気の悪さなどものともせず、
サイレントギターを担いで
出掛けてきた。


14時からとのことであったが、
東京へ用事の家内、子供を車で駅まで送ったりしていて
ついたのは、13:50。ぎりぎりになってしまった。
ついてみると、
ほぼ演奏者ばかりの7,8人が着ていた。
みなさんに挨拶。
実はこの催しの取り纏め者の方
自分としては初対面であり、
ご挨拶をさせていただいた。


で、ちょっと申し訳なく思う。
自分飛び込みできたのに、会場の準備とか
ぜんぜん手伝えていない。
しかし、みんなギターの演奏練習していて、
そんなことは全くお構いなし、
「ようこそ」
という感じで迎えていただき、すぐ気持ちが
和らいだ。
(終了時の片付けは気合いれてやった)



で、演奏の方は、
その取り纏めの方、maruyamaさんが
一番バッター。
ギターの先生をなさっているので、さすがの演奏。
曲目は聞きそびれたが、
バロック風の曲だったが、
難しい曲をさらっと弾かれた。
話してみての印象もそうなのだが、
大変「気さく」な感じで、
難しい曲なのだが、難しさを感じさせず、
さわやかな感じの演奏だった。
このmaruyamaさんの人柄からだろう、
この催しも、特に肩肘張ることなく、
実にくつろいだ感じだった。


次、nagaokaさん。
自分と同じくらいの年齢の方だろうか。
近年ギターを始めたとおっしゃっていた
気がするが(あいまい・・・)
選曲がメロディーが哀愁を帯びたきれいな
ものばかりで、とてもよかった。
音色として、メタリックな高音が
強調された感じに感じていたが、
自分以外にも同じように感じた方が
いたようで、特にクラシックの上級者の方は
「つめだけで弾いている」
「つめの使う位置を工夫したらどうか」
と終わった後、いろいろアドバイスがあった。
・・・とてもいい感じ。


次自分。
まだうまく弾けていないのだが、
先日のクラスタで弾いた、
ゴダイゴのビューティフルネームと、
今回初で銀河鉄道999、
それと最初にオリジナルを1曲弾いた。
オリジナルの方は、いつものできだが、
ゴダイゴの曲の方は、まだまだ。
ほんと・・・・・
聴いていただいた方に
申し訳なく思うくらい・・・
でも、
自分としては納得づくで、
敢えてそうしたもの。
今までの自分より、もう一歩先に進みたい、
そういう思いから。
(次はきっとうまく弾いてやる・・・)


次は、クラスタでよくお会いしている
kanaiさん。
FPDの決勝進出者なので、これまた、
さすがの演奏。
会場のPAもよかったのだが、とても
暖かい音色だった。


sanoさん。
鉄弦で10分間枯葉の1曲。
これぞジャズ、という演奏で
メロディをアドリブでうたわせるのだが、
ギターの音量の調整が絶妙で、
心地よかった。
10分があっという間だった。


P-Pinkさん
オリジナルがよくなってた。
前回聞いたときは、3楽章あるうち、
一番最後の楽章がいいなと思ったのだが、
今回は、1、2楽章の方がよかった。
何が変わったのだろう・・・
また、次聴く機会を楽しみにしたい。


okeraさん
この方もいつ聴いてもうまい。
南米の曲が多いのだが、
大変技術的に難しい曲を
「熱く」演奏される。


そして最後に
P-Pinkさんとokeraさんの2重奏があったのだが、
自分としては、今日はこれが一番よかった。
複雑なリズムの絡みがソロでは
出せない音の模様みたいに
なって、気持ちよかった。
こういう2重奏の曲も
いつか作ってみたいもんだ。


以上、
とても楽しめたのだが、
その理由として音が大変気持ちよかった
こともある。
これは、PAをkazuさんが
頑張ってくれたおかげ。
kazuさん、ありがとうございます。


kazuさんは、
「ギター演奏の趣味からは足を洗う」
とのこと。
少しさびしい気もする。
1年くらい前(もっと前か)だろうか、
この催しに自分を誘ってくださったのが
kazuさんなのだ。


でもまあ、今は自転車が趣味で
少し日に焼けた精悍な表情から、
その趣味が充実していることが
伺えるし、これからも
聴きにきていただけるよう、
頑張っていこう。


なお、kazuさんが、持っていた
ギター教本、譜面を、みなさんでどうぞ、
ということで、段ボール箱2箱で
もってきてくれた。


これがまた、貴重なものばかりで
驚いた。
実は、こんなに難しいのを
チャレンジしてしまって、
燃え尽きてしまったのではないか、
なんて本気で思ってしまった。
自分はその中で、
トミーエマニュエル、
ローレンスシェーバー、
バーデンパウエル
ミュリエルアンダーソン
(いずれもTAB譜つき)
なんかをもらってしまった。


こんなの、どれかひとつでも
自分だったら、一通りかじるだけでも
数年は掛かりそうだ。
でも、大変うれしい。
本当にありがとうございます。
大切に使っていきます。


以上、充実の休日だった。



<昨年の今日>
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20070622
<目に入ったニュース>
時間なし。(月曜日来客対応中)

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