ピンチのときの物の言い方

同じ職場の方がピンチになっているのだが、
その電話対応を聞いていて、
(聞こえてしまっていて)
「よくないな・・・・」
と思う。


実は、ピンチの原因は、
その自分と同じ職場の方ご自身ではない。
ご自身が原因のピンチであれば、
ものの言い方なんて、気にしていられない。
必死になってやるだけだ。


今回の場合、
他のチームの失敗によって、
仕事が降りかかって来ている状況だ。


で、聞いていると、
「そちらが(トラブル原因チームのこと)
 がいったとおりにやったのにな・・・」
「こっちは何も原因発生させてないのに・・」
とかいう台詞が聞こえる。


それは、真実だ。


しかし、だからといって・・・・
というか、だからこそ、ものの言い方を
考えてほしい。


先方もきっと
「自分の責任だ・・・」
ということは、わかっている。
そういう状況で、上記のような台詞を
いってみても、まったく
意味がない。
もうピンチになってしまったのだ。
それはもう過去として、
誰が原因というわけでなく、
次善の策をどんどん打っていかねばならない。


上記のような言葉が
最初にあることで、
それは、まわりまわって自分のパフォーマンス
を落とすことになるだろう。


理屈として、
①あのような言葉をかけられたほうは、
 少なからず士気が下がる。
②すると更に先方のパフォーマンスが落ちる。
③解決が遅れピンチが長引く。
④更に自分の時間も削られる。

ということがイメージされる。


ピンチのときこそ、
お互いを思いやる心遣いが大事。


聞こえてくる話から、そんなことを
思った。


ただ・・・・・
こういうことは
今まさにピンチ中という状況において、
「そういう物言いはよくないのではないですか」
などと注意しても、
まずもってうまくいかない。


・・・・難しい。



<昨年の今日>
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20070611
<目に入ったニュース>
来客対応中。

><