おめでとう男子バレーボール

いやーすごい試合だった。
1セットとらえて、2セット取替えしたところ、
から、自分はチャンネル合わせたのだが、
3セット目も軽く連取で、こりゃ
もうすぐ終わるな、よかったね男子日本バレー、
とゆったりモードにしていたら、
第4セットは、なんと逆にあっさり落としてしまう。
しかも、最終の方は「ほぼ自滅」。
ミスのオンパレードで、勝手に
点数を上げてしまっているような状況だ。


げげ・・・
これは、プレッシャーなのか、それともこれが実力・・・
やばいんじゃないの・・・


ということで、最終セットは目が離せない
状況になってしまった。


その最終セット、すごかった。
お互い、マッチポイントを握りながら、
18点までいき、なんとか振り切ったという
感じでの勝利。


選手の号泣、わかる気がした。
なにしろ、16年ぶりのオリンピック出場決定。


自分は所詮のイタリア戦での
負け方があまりにも情けなかったゆえ、
これで終わったな、
と思っていたのだが、
逆で、イタリア戦でのあの負け方が
あったから、昨日、そして今日みたいな
試合で勝てるようになったのだと思う。


そして、それは
イタリア戦であれだけショッキングな負け方をしながら、
「自分たちは、こんなもんじゃなかろう!」
と思えたということであり、
如何に納得できる練習をしてきていたか、
ということの裏返しだと思う。


おめでとうございます。


北京期待してます!!



<昨年の今日>
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20070607
<目に入ったニュース>
米大統領選:クリントン氏、撤退とオバマ氏支持を正式表明
・通り魔:秋葉原で10人以上刺され、5人心肺停止
 警視庁に入った連絡によると、8日午後0時36分ごろ、東京都千代田区外神田3の路上で、車両が歩行者数人をはねた。運転していた男が、刃物を持って歩行者数人を切りつけた。警視庁は男の身柄を確保した。
・日本、1−1の引き分け サッカーW杯予選
後半、日本、オマーン双方にレッドカード=7日、オマーン・マスカット(撮影・財満朝則) 【マスカット(オマーン)=森本利優】サッカーのW杯アジア3次予選は7日、各地で第4戦が行われ、日本はマスカットのロイヤル・ポリス競技場でオマーンと対戦。日本は先制を許したが、遠藤(G大阪)がPKを決め、1−1の同点に追いついて引き分けた。
 日本は前半12分、右FKのこぼれ球に反応したマハイジリにミドルシュートを決められ、失点。1点を追う日本は後半8分、追いついた。
 国際サッカー連盟(FIFA)のランキングは日本の38位に対し、オマーンは81位。2日に行われた第3戦は日本が3−0で快勝した。
 9月に始まる最終予選へは各組2位以上が進出。今月14日に行われる第5戦で日本はバンコクでタイと対戦する。

・38歳の主将・荻野、勝利を呼び込む
五輪出場を決め、喜ぶ荻野正二東京体育館(撮影・浅野直哉) 勝利を決めるスパイクを打ち込むと、五輪を知る「最後の戦士」、主将の荻野正二サントリー)は、両手を広げてコートを駆け回った。植田辰哉監督とは10秒以上も抱擁。「選手たちに感謝します。ありがとう」。男子バレーの栄華と挫折を知る38歳の目は、涙にあふれた。
 1996(平成8)年のアトランタ以降、3大会続けて五輪出場を逃した全日本男子。平成17年、再建を託された植田監督に、北京を目指すチームの主将を任された。
 すでに35歳。バルセロナ五輪でともに戦った指揮官は「劣勢でくじけない姿勢は日本一」と精神的支柱の役割を求める一方、「選手として扱う。見本になってくれ」と注文を付けた。荻野の答えは「態度で示そう」。20代が大半の選手たちに混じり、坂道ダッシュなど過酷な練習メニューを黙々とこなした。
 「『荻野は(別メニューで)いいよ』では、みんなもいい気はしないからね」
ひたむきな姿勢は若手を大いに刺激した。「これだけやらないといけないというのを、背中で見せてくれる」と越川優サントリー)。一方で「出れば100%人生が変わる」と説いて回り、五輪への高い意識をチームに植え付けた。
バレーを始めたのは高校時代。中学は野球部だったが、すでに190センチ超の長身に、地元の強豪校が目をつけた。バレー歴3年で入社したサントリーでは、大卒の選手たちに負けまいと練習に明け暮れ、2年目で日本リーグのサーブ賞、レシーブ賞を獲得。同じ年に初めて入った全日本にも毎年選ばれ、平成10年には主将も務めた。
 同年の世界選手権後、両ひざを手術。引退も考えたが、「五輪にいけなくしたのはわれわれ。借りを返す」という信念を貫き、同期たちが去ってもコートに立ち続けた。
 今大会は相手のサーブに崩された韓国、豪州戦に“切り札”として登場。アルゼンチン戦も第3セットで出番が回ってきたが「とにかく集中しよう」と鼓舞した。エース格の石島雄介(堺)も「荻野さんには勝利を呼び込む力がある。チームを奮い立たせてくれる」と脱帽する。
 チームとしても自身としても、16年ぶりの大舞台に戻る。「アトランタのリベンジを果たせてよかった」。積年の思いを北京にぶつける。




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