食料を大事に

船場吉兆という有名な料亭が廃業とのこと。
まあ、そうだろうなと思う。
産地偽装、食べ残しの使いまわしといった
ことがマスメディアにあれだけでれば、
どうみても駄目だろう。
自分はいったこともみたこともない料亭だが、
関西出身の家内によれば、
「相当高級」とのこと。
であればこそ、その高級イメージが壊れれば
復活は絶望となる。


しかし、ちらほらとブログ記事とかで
書かれているのもみたのだが、
「食べ残しの使いまわし」
ということについては、逆に、
「手付かずに捨てられるものってどれくらいあるのだろう」
ということに頭がいってしまった。


以前コンビニで働いていたという方の
話では、賞味期限がきれたら
捨てるということになるのだが、
その量は
「ハンパじゃない!!」
とのこと。
それゆえ、最初はそれにすごい
罪悪感を感じたそうだ。
「まだ食べられるものを捨てる」
というのは、確かに気分がよくないだろう。


しかし、ではどうすればいいというアイディアもなく、
新しいものがまた作られて運ばれてくるので、
それが、「毎日」であることから、
だんだん麻痺していったそうだ。


どれくらいのものが、
無駄になっているのだろう。


また、これを少なくすることは
イコールコスト減であり、すなわち
儲けアップということだから、
それぞれ企業努力がなされて
いると思うが、それはどんな仕組みなのだろう。


ちなみに、
江戸時代の商人は、
「1000分の・・・」
という精度で自分の商売の
仕入れをしていたそうだ。
無駄がないということでは究極だが、
毎年のデータならびに、
気象情報や、産地情報など、相当のデータの
分析が「番頭さん」でなされていたそうだ。
その商いの技術、ならびに、江戸の
社会としての成熟が伺える。


以上、
考え始めると、いろいろ尽きないが、
なんにしろ、個人レベルにおいては、
食べ物を大事にしよう。


<昨年の今日>
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20070527
<目に入ったニュース>
このところ、このニュースをあまり
記載していない。


昼休みこれを書くのだが、
天気がいいと、そのあと
どうしても散歩がしたくなっている。


ということで、
夜にでも、書き足すようにしようかな。

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