合わない読書

GW中から、読書量がぐっと減った。
減らそうと思って減ったのではなく、
自然に減ってしまった。


忙しいから、ということではない。


実は、久しぶりに「小説」を読んでみようと
思い、有名作家のものを適当に図書館で
選んで読み始めてみたのだが、
だんだん読むスピードが遅くなり、
途中で完全にストップ。
そのまま全部読み終えることなく
返却となってしまった。


面白くなかった・・・といえばそうだろう。
読み終えていないのだから。


しかしそれ以上に感じたのは、
「肌触りが合わなかった」
「リズムが合わなかった」
「思考パターンが合わなかった、
 もしくは先が読めるところは読めすぎ、
 読めないと理解できない」
等々、
「生理条件的な部分が合わなかった」
ようだ。


結果として、いつのまにか、
読書自体からも離れてしまった。


よくない。


ちなみに、自分はつまらなくても、
わからなくても、
大概最後まで読み通す。
しかし、
今回、読み始めたのは
あまりに自分の今の生理と
合わなかったようで、
つまらない、と思うのみならず、
読書からそのものからも
自然と離れてしまう状況になってしまった。


なるほど・・・読書というのは、
「体で読む」というか、
「生理的向き不向きがある」
ということだ。


やはり、えいやっと普段読まないようなものに
チャレンジしてみるより、
自分の興味のあることを、
素直に選択して、
読んでいったほうがいい。


図書館で、気軽に借りられるゆえ
やってみたことであるが、
結局、面白いと思った本、
今興味があるそのもの、を対象として
「購入するつもりで選んだ本」
を読んでいく方が、
読書としてはいい。



<昨年の今日>
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20070509
<目に入ったニュース>
きょうはパス。


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