メトロノーム−3・弾きながら聴く技術

昨日、
「曲のテクニカルな難しさから
 自然に起こってしまうテンポの揺らぎはかっこわるい」
「それを直す為にメトロノームは有効」
ということを書いた。


今日書くのは、
もう一つ、メトロノームを使う
大きなメリットとして感じていることで、
当たり前のことなのだが、
「自分の演奏以外をよく聴く」
という練習になるということだ。


譜面をみて曲の練習をしていて、
ある程度弾けるようになったかな、
と思い、メトロノームであわせて
弾いてみると、
「全然あわせられない」
ということが少なくない。


メトロノームを聞いていると、
 演奏でミスしてしまい、
 演奏でミスしないようにと思うと、
 メトロノームを聞くことができない」
という状況を自覚する。


ひとりで曲を弾いているときは、
自分の演奏は、聴くことと弾くことを
同時にしているように、思ってなされる。(と思う)
しかし、実際は、
聴くことと弾くことは、違う作業で、
弾く方に比重がかかってしまうというのが
普通だ。
ということをメトロノームを使うと
納得させられる。


特に合奏のときは、
自分を含めた全体の演奏を聴いて、
そこに自分の反応をフィードバック
させていく、
という高度なことが必要なわけで、
「自分を含めた全体の演奏が自分で聞ける事」
は当たり前にできていなければ
ならない。


その第一歩がテンポをあわせられる
(外部のテンポをきちんと聞ける)
ということだろう。


やはりメトロノームを使うのは大事なのだ。


本日以上。


ここまで、2回、
いってみればメトロノームを使うメリット
として昨日今日で書いたことは
当たり前のことだ。
(書いててちょっと面白くない・・・)
次は、「でも・・・」
というところを書いてみたい。



<あと残っている書きたい項目>
メトロノーム想定演奏をしてみる
・合わせるという妙技
明日はクラスタフリーコンサートなので、
一旦中断の予定


<昨年の今日>
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20070119
<ギター趣味人>
http://guitar-shumijin.g.hatena.ne.jp/y1kirihara/20080427
<目に入ったニュース>
チンパンジー少子高齢化、30年ごろ国内絶滅の可能性も
(動物園という特殊な環境では、野生は生きられないのかもしれない・・・)
ねんきん特別便、記録漏れでも大半が「訂正不要」
(要するに、記載内容が難しすぎて、というかなにをどのような判断すべきかわからずに・・ということらしいが、普通の会社がこれしたら、即つぶれてしまうような対応と思わざるを得ない。もう少し頭を使えないのだろうか・・・)

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