仕事への構え

「現地にいってて、いきなり、
 お客様に怒られて、困るんですよね!!」


そうなのか・・・
で、具体的になにをどういうふうに
怒られたのか?
を聞いていく。


具体的な結論としては、お客様の勘違い、
もしくは内部の連絡不伝達だ。


「お客様の勘違いですね」


「そういうのは、事前にいっておいてもらなわないと、
 こっちはたまりませんよ」


・・・・・・なんで?・・・・


お客様内部の勘違いや伝達ミスを
事前に知ることなんか不可能だ。


そういうことをやんわりいうと、


「そういう可能性があることを
 事前に知らせておくべきでしょう」
 怒られるのは、堪りませんよ」


・・・・いわれなくてもやってほしい・・・・
・・・・怒られること自体をいやがるべきでない・・・・


当たり前だけど、
お客様のところにいくのは、
礼儀として、自分の部署の知っている情報は
自らの責任で調べていくべきだし、
お客様からお叱りを受けた
「具体的な内容」
についての対応、検討こそが大事であって、
「怒られた」
そのこと自体をハイライトしても、
一銭の利もない・・・。



/////////////////////////////////
まずいな、と思う。


文句をいってきた方は、
自分のチームの一員なのだが、
考え方として、
「リスクをきちんと排除してください」
「責任範囲を明確にしてください(自分ではないですよね)」
といっているのがわかる。
そういう考え方だから、
上記のような文句がでてくる。
わからなくはないが・・・・
ビジネスであって、バイトじゃないんだ
といいたい・・・


一応、具体的な指示は、
伝書鳩で、右から左へ情報流すんではなく、
 自分できちんと応対して、整理してみて。
 たいしたことないから」
ということだが、
本当にいいたいことが加えてある。


「リスクを負う」
という考え方はよくない。
「リスクをとる」
という考え方をして欲しい。
「お客様からお叱りを受けているということは、
 期待されているということ」
それを自分が任されている仕事として、
対応してほしい。
リスクをとるということは
責任範囲をとる、
ということで、これは
「自分のビジネスの範囲をとる」
ということだ。
それで初めて給料がもらえる仕事だ。


可能性としては、
自分の責任範囲ではなく、他人の責任のことかもしれない。
本当に自分がひどい目に会うリスクかもしれない。
設計陣が駆けつけなければならない
ことかもしれない。


まあ、どれでもいい。
自分が現地に派遣されていて、
自分が前線にいるのだ、
という気概のもと、まず、
「わかりました、私が調べましょう」
という態度で接して欲しい。


そうして接して、ちょっと
お客様と話ができれば、今回の件は
笑い話だ。(事実そうだったし・・・)


本当にひどい目は、自分が設計者その人
でないかぎりありえない。
また、
自分が設計者だったら、ひどい話かどうかは、
事前にわかる。
設計陣が駆けつける話であれば、
きちんと引き継ぐまでが自分の仕事だ。


なにも「文句をいってくる」ことなどない。


上記のような「文句をいってくる考え方」
ということは、
自身の仕事をいうのを
「作業内容がマニュアル化された作業」
と考えている証左だ。


こういう仕事に対するマインドは、
本人にとってもチームにとっても
よいことはなにもない。


まずはお客様対応であったが、
今後早いうちに機会をみて、
きちんと
「仕事に対するマインド面」
について、話し合っておこう。




<昨年と3ヶ月前の今日>
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20061122
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20070822
<ギター趣味人>
http://guitar-shumijin.g.hatena.ne.jp/y1kirihara/20080427
<目に入ったニュース>
・電気自動車:六本木ヒルズに最高時速370キロの「エリーカ」展示
(日本の社会で370キロはいらないだろう・・・
 と思って記事を読んでいくと、電気自動車だ。これはグッド。
 題目として”電気自動車”として、書いて欲しい。
 370キロがすごいのはわかるけど・・・必要性はないんだし)
・FAの石井一が西武入り、ヤクルトに伝える
・香川3人不明事件から1週間 「どこに」家族心労
(心が痛いニュース。早い解決をお祈りしたい)
・自民、領収書をすべて公開 政治とカネ 譲歩案示す
(当たり前かな・・・というか自分ならいちいち金額確認すんの
 面倒だから、全部、って考えてしまうが・・・)

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