徒然・・・仕事で思うこと

今の若い方は仕事というと、
「自分の役割の範囲を明確に」
という意識が働いているように感じるときがある。


「自分という個人を表現できる仕事」
みたいな考え方をすると
こういう方向になると思う。
(もちろん、悪い考えではない)


また、何人かで、チームを組んで、
仕事をするより、
「自分の役割の範囲」
が決まっている方が、人間関係も
さっぱりするし・・・
という考えもあろう。


なんか、米国的な感じというか
個人主義」みたいのがいいという
方向性。



でも、
こういう考え方をすると、
『仕事に就けたけど死ぬほど忙しい、
 それでギブアップしてニートへ』
の方向になりやすいと思う。


なぜなら、
「仕事の範囲にクリアなラインが引ける」
ということは、よほどクリエイティブな
仕事か、よほど芸術的な仕事以外は、
仕事の中身がマニュアル化できる
ということだ。


ということは、
「人より頑張る」
ということは
(つまりお金をよりたくさん頂くためには)
馬力で頑張るしかない。
だって、となりの人だって同じ事が
できるのだから。


そう考えると、
「クリアなラインを引かれること=死ぬほど頑張らねばならない」
となる。


自分としては、

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人にまみれて、お茶汲みでもコピーとりでもやろう、
そういったことを厭わずやって、
チームとして出力がでればうれしい。
そんなことで、チームの一員として役に立てたら
ハッピーじゃんか!

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くらいの考え方の方が好きだ。



極々普通の考え方と思うが、
あんまり個人主義的な考え方を
していると、
そういう方向には向かないのだろうな・・・・


もちろん、
具体的な仕事になったら、
ちゃんと自分の責任範囲は自分で
気が付いてできないとだめで、
そういうことは、
どっちの考え方をしている方が、
前向きにできるようになるか・・・と
いうことになるのだろうが。




<昨年の今日>
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20060915

<ギター趣味人>
http://guitar-shumijin.g.hatena.ne.jp/y1kirihara/20080427