勢いで書く

昨日「説明できないもの」ということを
書いたが、
文章という、説明の道具で、
「説明できないもの」
を表すみたいなことも、
やっている方がいる。


哲学なんかは、その例と思うのだが、
そういうものは、どのようにして
書かれているのだろう。


自分が理解していることと、
理解していないことの境目というものは
常人であれば意識できない。
(おそらく、常人にとっては、とっても面倒だ)


そこを意識できる人が
「哲学者」
なのだろうなと思う。


さて、
自分は今週末で、このブログ書き始めて
2年になる。
書き方なんかは、特に2年前書き始めたときと
変わっていないが、
あえて変わったところをあげると、
「勢いで書いてしまう
 ことを許容することにした」


最初のころは、
ワープロの文書だからこそ
できることであるが、
「いいたいことの芯の部分」
を先綴ってしまい、
そこから肉付けをするように書いていた。


この方が、早く書けるし、
短く書ける。
そして、後で読んでみて読みやすい。


しかし、もう一つ、
とにかく、自分が言葉を発するように、
でてきた言葉をそのまま書き付ける
というやり方も、OKとすることにした。
(このごろは、割合からすると
 こちらの方が多いかも)



要は、
「勢いで書く」
というものだが、総じて長くなりがちで
悪くすると、
「読みにくい」「くどい」
「いいたい事がよくわからない」
といった文になってしまうことがある。
(読み返してみると、よくわかる・・・反省)



でも、
それでもいいと許容した。


理由は、
そういう書き方をしたときにしか、
有することができないようなものも、
あるような気がしているからだ。


音楽でもジャズ、というかアドリブがあるし。


ということで、このブログも、
勢いで書きあげた。


・・・・内容の方は・・・・どうだろう。


まあ、気にしないで続けていこう。



PS
「勢いで、書いてはいけないものまで
 アップしてしまった」
ということだけは、避けねばならない。
必ず、1回はアップ前に読み返すようにしよう。



<昨年の今日>
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20060910

<ギター趣味人>
http://guitar-shumijin.g.hatena.ne.jp/y1kirihara/20080427