自分のステージは

ある本で書いてあったのだが、
美術家の方なのだが、
「展示物は、その展示の仕方まで
 考えてつくる」


「展示される光の具合なんかも
 細かくイメージできて、初めて
 作品が詳細つくれる」


とのこと。


これは音楽でも似たようなところあると
思う。


自分はクラスタのフリーコンサートに
ほぼ、毎月でているが、
最初のころ、ひどくあがってしまって、
ちっとも自分の演奏(家で弾いているような演奏)
ができなかった。


それは、単に技術的に未熟と思っていたが、
もう一つ、練習していて
そこ、つまりクラスタ
演奏している自分がイメージ
を持つことができなかったこともあると思う。


今は、例えばMCでも、
こんなことを話してみようかな、
そうしたら、こんな反応にならないかな・・・
などといろいろイメージできるようになった。


そしてみると、
あがってはいるのだが、そのあがり方の
質が変わったし、
家での練習の質も変わった。


出力する状況をイメージすること。
イメージできること。


これは、とても重要なことであるなあ、
とその本を読んで思った。



以上より、
「面白い出力」
のために、
「それを出す為のステージをみつけていること」
は、才能の一部といっていいだろう。



<昨年の今日>
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20060905

<ギター趣味人>
http://guitar-shumijin.g.hatena.ne.jp/y1kirihara/20080427


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