観劇感想、うちの子の楽日

今日も子供の舞台の観劇にいった。


子供はダブルキャストで、といって、
2チームに分かれて同じストーリーを
そのそれぞれのグループで演じているが、
(ちなみに、演じる側と反対チームの子供は
 バックダンサー役を演じる)
今日は自分の子のチームの最終日。
楽日なのだ。


午後1時から、もう1つのチームの舞台、
(こちらは明日が楽日)
そして、夕方18時からうちの子のチームの
舞台をみた。


17日、そして19日も観ているので、
同じ舞台を4回みることになるが、
楽しかった。
舞台のストーリーはもちろん、
十二分に頭に入ってしまっているので、
それが楽しいというわけではない。


「演じ方」をみるのが楽しい。


今年は特に、
両チームのカラーが違っていて面白い。
同じストーリーなのに、
なにか、違う話に感じてしまうくらい
違ったものにみえる。


この舞台の脚本は、
子役が結構均等に台詞をもらっている。
(3年生の子供にもきちんとした
 ソロ台詞、ソロの歌がある)


通常は、演技の上手い子は
それなりに、たくさん台詞をもらう。
そして、経験の少ない子ほど台詞が減る。
ある意味いい舞台にしようと
思えば、当たり前のことだ。


しかし、この舞台の脚本については、
(今年で3年になるが)
そういう方向性をとっておらず、
概ねみんながそれなりの台詞がある。


従い、みんなで舞台を作っていくのだが、
経験の浅い子は、とにかく必死。
自分が下手なままだと、みんなに
迷惑を掛けてしまう。
そして上手い子は、自分が上手く演じるだけでなく
廻りとの協調が重要となる。


そういうことが、
よく見える舞台だった。


そんな風に作り上げられた舞台だから、
2とのチームはそのチームなりに、
独特の色合いがでてくる。
これが面白い。



演劇が終わった後、
ロビーでのお客様との
歓談は本当にいい雰囲気だ。


それにしても、お互い協調しあって、うまくいったときの
子供たちは、ほんとにいい表情をみせる。
おそらく彼女達にしかわからない、
うれしさを噛み締めているのだと思う。


「○○ちゃん、あそこ、よかったよね〜!!」
とうれしそうに話す子供たち。


ほんとにいい経験させていただいた。


みなさんに感謝。


<昨年の今日>
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20060820
<ギター趣味人>
http://guitar-shumijin.g.hatena.ne.jp/y1kirihara/20080427