子供の稽古観劇

今日も家内に付き合って、
子供の稽古をみた。
17日から本番なので、今日が
きちんとした練習の最後だ。


感想としては、昨日のアドバイス
がきちんと消化されていて、
格段によくなっていた。


しかし・・・


脚本家兼演出家さんのダメだしは
相当厳しい言葉となった。


まあ、今日いい言葉が出るはずない。
ここで気を抜けば、今よくなってきているのが、
それで止まってしまうだろう。


でも、演出家さんの言葉は、
それだけでなく、本当に
「気に入らないところがある」
というものだった。


自分としては、
「それほど、わるかったか?」
という思いがあったが、
いわれた言葉のメモを眺めながら、
よくよく思い起こしてみると、
わかるところがある。


「ミスがミスとわかってしまう
 ケースがあった」
ミスった!という動揺がみえてしまう
のは、演出家さんにとっては、
(こどもとはいえ)
絶対にして欲しくないだろう。
これが見える人がいた。
同様に、
「台詞のないところでの、集中がとぎれ
 体が不要な動きをしている」
「声が大きくだせない場面が一向になおらない」
など、
絶対直して欲しい
ところが残っている。


そう思うと、なるほど厳しい言葉になるのも
うなずける。


自分はあんまり細かいところは
気にしないタイプなので、
大きな表現でみて、悪くなくなったなと
思ったのだが、
いい場面のところがよくなっても、
台無しにするところが残っていると
確かに厳しい。


でもしかし・・・


上記のような
「できていないポイント」
は、個人の普段からの心がけに
よるものの集合ででてくるものだ。
17日の本番までに理解して、
直すことができるだろうか・・・


「メンタル的に隙の無い状況をつくる」
というのがどれだけ大変なものか・・・


自分は学生時代の野球部で経験したが、
これほど難しいものはない。


自分の子にも、
「隙をつくらないために、
 自分の部屋を掃除するように」
といっているが、やれていない。
おそらく、意味がわからないのだと
思う。
「いらないところをなくして、
 少しでも美しくしていく」
というのが、普段の態度として
獲得されないと、
すっきりした感じはでてこない。
そして、例えば野球チームなんかでは
このすっきり感があるチームは
手ごわい。


もうちょっとしかないが、
今一度、自分がアドバイスできることは
していこう。


きっと必死に頑張るだろう。
応援しよう。



<昨年の今日>
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20060813
<ギター趣味人>
http://guitar-shumijin.g.hatena.ne.jp/y1kirihara/20080427