#58クラスタフリーコンサート

今回は自分の演奏が納得いかない。
ということで、まず、自分の反省から。


「アニメ特集」やったのだが、
自分としては、30点のでき。
コンセプト、演奏とも悪かった。
反省・・・・・・・・・・。


やった曲は
巨人の星、明日のジョー、ゲゲゲの鬼太郎
ひみつのアッコちゃん仮面ライダームーミン
ウルトラセブン
と盛りだくさん。
これらの曲は自分としては、
ひみつのアッコちゃんを除き、
ほぼ弾き慣れていて、譜面(TAB譜だが)
をみれば、そこそこすぐ弾ける。
巨人の星、明日のジョーは暗譜できているし
・・・・・・・・・
だったのだが、いずれもミスが
多く、雑な演奏になった。
終わって、自分なりに省みてみると、
普段の自宅の練習から、サラッと流す演奏に終始して、
「1曲入魂」の気合がなかったのだと思う。
いつもは、選曲テーマとも自分なりに
”ストーリー”を立ち上げて、
”伝えたいもの”を決め練り上げる。
今回はそれがなかった・・・。
・・・・正確には、無かったというわけではなく、
「自宅で弾くようなリラックスモード」
でやりたいというのが今回の目標だったのだが、
「人前で弾く」のを
そういうリラックスモードでやるのは、
自分のように普段の演奏時間が限られているものとしては、
よほどやりなれた曲でないとできないようだ。
また、自分としては、
たとえアニメ曲をやるにしても、
『曲数を3曲とかにしぼり、自分なりのアレンジを施し、
 伝えたいものを練って・・・』
という方が、自分としては性に合っているようだ。


今回は、少しネタ的な選曲の方向に過ぎた。
次回は、久しぶりにすべて自分のオリジナル曲のみで
フリーコンサートに望もうと思う。



さて、他の方の演奏については、
いつもどおり楽しめた。感想を。

MATUDAさん
ルンバメドレーが楽しかった。
禁じられた遊びや、島唄までもが
メドレーの中に入っており、面白かった。


MATSUMOTOさん
「前回は、ゆっくりした曲だったので、
 今回はリズミカルな感じで」
といって、ファルーカ、鐘の音
を演奏されたが、自分としては、これも
リズミカルというよりは、しっとりした感じだった。
前回同様、とつとつとした感じで、
MATSUMOTOさんの個性だろうと思う。
ただ、前回よりずっと音量は大きくなっていて
聴きやすかった。
演奏後、その旨伝えると、
「爪を痛めてしまって、
 スカルプチャで固めたからで、
 自分としては音が硬すぎに感じる」
とのこと。
でも自分としては今回の方がよいと思う。
それと、親指の音がもう少し大きくなると
よいのにと思う。


FUNATOGAWAさん
おどろいた!!なんとスチール弦!!
純クラシックの演奏をされていたのだが、
過去このクラスタフリーコンサートで聞いた
Mヘッジスのラガマフィンが弾きたくて、
2ヶ月弾きこんだとのこと。
で、そのラガマフィン1曲だったのだが、
なかなかの出来だった。
やはりクラシックをしっかりやっているから
であろう、後半のアルペジオの部分が
とてもきれいだった。
これからしばらくスチール弦とのことで、
okayanさんのCDをコピーするつもりとして購入していた。
次回が楽しみだ。
ちなみにギターはラルビーのちょっと小ぶりの
ギターで、確かラルビーが
アメリカ工場に移ってからのモデルだろうと
思う。
次回は是非触らせてねと帰り際お願いした。



SHINOZAKIさん(初)
「ハードロックをしていたが、
 クラシックを弾き始めて2年」
との21歳の若い方。
サンバースト、亡き王女のためのパヴァーヌ
とクラシックの難しい曲に挑戦された。
2年くらいで、こんなに弾けてしまうのだなと
感心した。
まだ、荒い感じだが、
これからどんどん上手になっていくだろう。



OOTNさん
クラシックの丁寧な演奏。
 最初の「夢」と言う曲と
最後の「もしも彼女がたずねたら」
がよかった。
OOTNさんの丁寧さは自分の演奏に
足りないところと思っている。
参考にしよう。


IZUMIさん(初)
今回自分としては、一番よかった。
チェットアトキンス、ジェリーリードの
ファンキージャンク、ブルーフィンガー、
トミーエマニュエルの
CD ONLYのたしか2曲目、それとブルームーン
ブルージーな選曲でとても
かっこよかった。
ギターはyamahaのAPXのナイロン
(だと思う。14フレットジョイントのナイロン)
で、右手がピックを持ったスタイル。
トミーエマニュエルが好きなのだろう。
自分もこのような曲を弾きたいと
思ってしまった。
また聴きたい。


YAMAKAWAさん
これで3ヶ月連続広島から。すごい。
毎回どんどんよくなっている。
1曲目のいそしぎ(ジョンマンデル)、
と3曲目のオリジナルの粉雪がよかった。
粉雪は寒そうな曲かというと、全くそうではなく、
自分としては、春のやさしい暖かさみたいな
ものを感じる。
あえて冬でいえば、外は寒いが、あったかい
部屋でおいしいココアでも飲みながら、
そとの粉雪を眺めている感じとでもいうか・・・
いい感じでした。


MIYAKEさん
今回もジャズスタンダードの王道!!
スピークロウ、アチャイルドイズボーン、そして、
オールザシングスユーアー!!
これをチャキのピックギターで、アドリブを
かっこよく入れ込んでの演奏。
いい!!
「ジャズギターの楽しさ」ってこんなだよね
と納得してしまう演奏。よかった。


次自分の演奏は最初に書いたとおり・・・
いまいちでした。
次頑張ろう・・・・・



HAGINOYAさん
実にしっかりしたクラシックの演奏。
特にジーグ(バッハ?だったか・・・)
等、難しい曲をしっかり鳴らしきっていた。


TAKAHASHIさん
ここのところ、いろいろなところで
毎週弾いているとのことで、
安定感がでてきている。
アラビア風奇想曲、ポデミーコ、悲しみのサンバ
というのをサラッとした感じで、弾いていた。
安心して聴ける。


AMAGAIさん
いつも楽しい選曲で楽しみにしているのだが、
今回も面白かった。
無言歌(J.K.メルツ)、ベネズエラワルツ(A.ラウロ)、静けさ(F.ソル)
自分としては、Aラウロという方の曲が
面白くていいなと思った。ただ、難しい曲なので、
(AMAGAIさんも苦労していたが)
自分では、ちょっと無理かな・・・


AOYAMAさん
エンターテイナーが新曲として
仕上げられていた。まだこれからの感じだが、
シャッフルにアレンジされていて、なかなかいい感じ。
あとは、いつもの、ジェイムス、ムーンリバー、ふるさと(オリジナル)
だったが、自分としては、ジェイムスがもともと
大好きな曲なので、気分よく聴けた。
今回はアストリアスのギターを弾いていたが、
AOYAMAさんらしい音と思った。



ASAOさん
いそしぎがよかった。
ローリンダアルメイダのアレンジとのことで
メロディがたったシンプルさと
コードの美しさがあるアレンジでよかった。


KAMAYAさん
今回は、「赤い花白い花」が最高だった。
わずか1分にも満たない曲だったが、
音の表情付けが絶妙!!
KAYAMAさんは、こういう方向性が実は
一番なのではないか、などと思ってしまった。
他の弾き慣れたフラメンコ曲、三味線での
津軽タント節、秋田荷方節
いずれもよかった。


SEKIGUCHIさん
飛び入りで弾かれたが、この方の右手は
すごい。
最後のトレモロを弾かれたが、ほんとに、
トレモロが、ただ上手いというのではなく
表現というレベルですごい。


以上。



今回は、廻りの方のすばらしい演奏に比し、
自分としては、反省ばかりとなってしまった。
次回こそ・・・


<昨年の今日>
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20060616
<ギター趣味人>
http://guitar-shumijin.g.hatena.ne.jp/y1kirihara/20080427

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