すずかけ台ライブ

昨年の11月末に一回参加させていただいた、
M-etsというサークルでの演奏会に
また参加させていただいた。


簡単な感想を。


・アンサンブルM-ets
主よ人の望みの喜びよと、
NHKアニメの忍玉からの曲。
相変わらずのほのぼのとした演奏。
けっこう慣れてきているなあと
感じたことから、
途中で休みのパートを作って、
もっと各演奏パートが目立てるアレンジ部を
つくってもいいかなと思った。
ほんと、ほのぼのでした。


・IWSさんとP-PINKさんのデュオ。
禁じられた遊び
ラグリマ
という王道でしたが、
サブパートでデュオとなっていて、
きれいなアンサンブルを楽しめた。
IWSさんはまだギター経験浅いとのことだが、
このような楽しみ方ができるのは
いいなあと思う。


P-PINKさんとTKさん
ピアソラのオグリビオ(?だったか?正確に覚えていない)
ピアソラらしい、緊張感あふれる曲。
こういうデュオって難しいと思うのだが、
なんというか・・・
曲の緊張感の割に、さらっと聴けてしまう感じ。
お二人の人柄がでている演奏でした。


SNさんとピアノの方のデュオ(すいません、名前失念しました)
スペイン、
アリス イン ワンダーランド
ルパン3世のテーマ
ピアノとのデュオっていいなあと思った。
なにしろ、安定感抜群。
ギターソロだと、「止まればアウト」
だがそういう心配がなく、自由に遊べる感じがいい。
ピアノの方は、譜面さえあればなんでも
即ジャズっぽいアレンジで、できてしまうようで、
こういう風に弾けたら楽しいだろうなと思う。
きれいなアレンジの演奏だった。
ただ、欲を言うと、
もっと音数を少なくしていいかなと思う。
ギターバッキングしているときは、
ピアノは右手だけでもいいし、
逆にギターのバッキングは刻み
でなく、オブリ(とくにメロディが普通のとき)
でいってもいいかなと思った。


SKYさんとITUさん
涙そうそう
こういう風にメロディの美しい曲を
淡々と弾くのは美しい。
終わった後2部でSNHRさんという
観にきてくださった方が
このデュオにあわせて
歌を披露してくれた。
そんな気持ちになるのがわかる
きれいな演奏だった。


次にソロ。
TKさんは美しい曲3曲。
岸辺さんの春来たる、奇跡の山
小松原さんのくじら
曲目からもわかるように
(知っている方は少ないと思うが・・・)
コード感が美しい曲3曲。
1曲目はちょっと硬くなっているかな
と感じたが、あと2曲は
曲の美しさを十分引き出した演奏。
よかったです。


MWRさん
ケルティックな曲のメドレーと
オリジナル。
ケルトが好きなのを感じる演奏。
右手のピッキングが相当しっかりしていて、
安心してきける演奏だった。
それにしても、
「聴きにきたのですが」
といって他の方のギターをかりて
即これだけ引けてしまうのはすばらしい。


KNIさん
フィンガーピッキングコンテストの
本選出場ということがわかる演奏。
ホールアンドオーツの
なんだっけ?プライベートアイ?とか
(わすれた)
とオリジナルのアイムナッシングトゥユー
ジョーパスの「パコデルシア」
最後の曲からわかるように、
ジョーパスがすきなのだろうなと
感じる、王道的なアレンジ。
スピーディーかつ正確なフィンガリング
で安心して聴ける。
右手の人差し指と中指のピッキングが安定していて
音の粒がそろっていてみだれない。
やはり本選に選ばれる方は違う。


P-PINKさん
タンゴ弾きへの哀歌(だっけ?)
難しい曲だ・・・
めずらしく、(と書いては失礼???)
1曲目上がっていた。
テンポが走ってしまい、雑な感じ。
しかしこのままいくのかと
思いきや、
途中スローテンポのところ、
間をいれるところで、十分復活し、
「ご自身の演奏に入る」
状況になった。(と自分は感じた)
ここらへん、本当は、帰り道にでも
ゆっくりお話聞いてみたかったのだが、
今回自分は最後までおらずに
帰ったので聞けなかった。
でも、自分としては、前回、そして
前々回の演奏より今日の演奏の方が好きだ。
演奏のキレは前の方があったかも
しれない。
というのは、以前は、まったく一言も
話すことをせず、いきなり演奏開始。
演奏前から演奏に
没頭している感じで、その集中力を感じる
一方、どんな気持ちで演奏をはじめたのかなどは
まったくわからない感じだった。
しかし、今回MCがあり、
「人となり」「演奏への取組み方」
が伝わるような演奏だった。自分はこのほうが好きだ。
ちなみに、今後のスケジュールも一杯のようで、
すごくいろいろな曲を一度にやられていて、
よくできるもんだと思う。
なお、そういった曲を
その後2次会の談笑しながらの演奏で披露されていたが
こちらもいい演奏だった。


IWSWさん
前回は「まったく初心者」
として開き直りがあったが、
今回は練習してのであろう、
そういう開き直りはなく、
その分、硬さがでていた。
でも確実にうまくなっている。
次も楽しみにしたい。


YMDさん
前回同様、思い出の組曲
難しくて、長い曲。
弾き慣れていることを感じたが、
これだけ難しい曲だと弾き減りしないだろうな
と思う。
次もまたすごく難しい曲を練習しているとのこと。
自分にはできないなと思う。


ISIさん
花。
以前は演奏については、
”相当力が入っている”(緊張している)
状況が多かったが、
今回は、まったくそんな感じはなかった。
(待ちくたびれもあった?)
ISIさんは、クラシックより、
今回のようなポピュラーの方がいいと思う。



さて、最後に自分だが、
「まあまあ」といったところ。
細かい欲をいえばきりがないが、
自分の生活からの練習内容を考えると、
こんなものといったところ。


しかし、通常の演奏が終わって、
宴会をやりながらの演奏については
うまくいかず、こちらからはいろいろ
勉強になった。
「弾くなら飲むな、飲むなら弾くな」
なのかもしれないな、ということは
おいておいて、
「生ギターマイクなし」
というのは、自分のギターでないと
相当つらいということを感じた。
「通常の演奏」の方は、
「自分のサイレントギターと小さなアンプ」
でいつもの自分の感じで、できたのだが。
・・・・・・・
アンプ使った場合、弱く弾くのをそれほど
恐れずできるのだが、生だと、どうしても
これが不安。他の方のギターだとなおさらだ。
自分のギター(自分の生音)がほしいなと
感じる演奏となってしまった。


以上楽しく過ごせた。
幹事のSNさんSKYさん、ありがとうございます。


次は、来週のクラスタフリーコンサートだな。


<去年の今日>
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20060311