#53クラスタフリーコンサート

今回も盛り上がった。
楽しみにしていた、TNBさん、すごかった!!
だが、TNBさんだけでなく、今回は鉄弦の方が
よかった。

まず、NGTさん。
両手のタッピング、
左手をネックの上側から押さえる奏法など
新しい奏法を駆使しての演奏。
そんな方はえてして
「トリッキーなだけ」の演奏になりがち
だが、そんなことはなく、曲の表現として
必然性があってすごくよかった。
2曲オリジナルの演奏だったが、
また聴いてみたいし、新しい曲も
聴いてみたい。ぜひまだでてほしい。


KTNさん
カウンターでとなりに
座ったのだが、
「今回までこれまでの曲を弾いて、
 次回から新曲を弾きます」
とのことで、ほぼ前回までと同じ曲
(オリジナル)だった。
でも、自分としては毎回聴いているが、
相変わらず、いいなあと思う。
「あったかさを感じる演奏」
ですばらしかった。
自分は特にシンプルライフが大好きだ。


なお、次回はショートライブとのことであるが、
「泣いてしまうかもしれない悲しい曲」
をやるとのこと。
感情移入できる曲なのだろう、是非聴いてみたい。
が、平日だから、無理だろうな・・・
フリーコンサートでも是非!


FJOKさん
NGTさん、KTNさんはオープンチューニング
を使っていたが、FJOKさんは、ノーマルチューニング
での演奏(と思う)。
これも味があってよかった。
ノラジョーンズのドントノウホワイ
Sワンダーのオーバージョイドといった
スタンダードといっていい曲(ナイス選曲!!)
とか演奏されたのだが、
テンションコードの使い方、
スライドや親指でのベース音の入れ方といった
アレンジに、
「上品さ」を感じた
自分としては、お手本とさせていただきたい
ような演奏だった。


そして、TNBさん。
「レベルが違う」
というのは、こういうのをいうのだろう。
「OHファンタスティック」
というTNBさんのCDから3曲で、
げげげの鬼太郎のテーマ、
ピーチブロッサム、ウォーキングダウンストリート
といった自分の大好きな曲ばかりであったこと
もあるが、
テイラーギターの音色、テクニックとも
申し分なし。
そして、それに加えて、
「ハート」
を感じさせる演奏で本当によかった。
もっと聴きたい、また聴きたいと
思った。


なお、テクニックで感じたのは、
左手では、指ではなく、腕全体で弾いている感じ。
フレットの上から下までスライドや
ベースランで「縦横無尽」
といった感じ弾かれているので、
そう感じるのだ。
右手はピッキングの強さ。
手の甲の位置は、それほど動いておらず、
力が入っているのかわからないくらいなのだが、
その状態で、強弱自由自在といった感じであった。


その他の方では、
いつも正統派クラシックの演奏をされる
IWDTさんの演奏が、前回もそうだったが、
今回もよかった。
どの曲も表情をもっていて、
すなおに楽しめる。


そして、KMYさん。
三味線とフラメンコギターだが、
このところ、クラスタのみならず
いろいろなところで演奏されている
とのことで、一段表現がでてきている。
「一段とよくなりましたね」
と声をかけたところ、
「年末年始は相当なやんだんですよ・・」
とのこと。
それを抜けたことが大きいのだろう、
もともとそうなのだが、
一段と「あったかさ」みたいなものを
感じた。
特に自分は三味線の演奏が
よくなっていると感じる。
また次回も楽しみ。


AOYMさん
本人は、うまくいかなかったと
日記に書いていた、Pメセニーのジェームスが
自分としてはよかった。
前回より、アドリブにチャレンジしていて、
そこに本人の歌心を感じた。


ほかのもみなさん一段といい演奏ばかりだった。


さて、自分の演奏だが、
「よくも悪くも等身大の自分の演奏」
といったところ。


カーペンターズは結局1曲しか弾かなかったが、
「曲の感想で、自由にアドリブで弾く」
ことは、気持ちよくできた。
だから、とりあえず及第点。
ただ、演奏の始めで、店の室温が結構高かった
こともあってか、バックから出すのが
あまり早くなかった自分のギターは、
チューニングがどんどんずれて、
弾きなおしをしてしまった。
自分としては勇気をもって途中で止めて、弾きなおしで
正解と判断しているが、もうちょっと
準備をしっかりせねば・・・反省。


他は、浪漫飛行のアレンジを「勢い」でやった。
最初スローテンポ、途中からオリジナルのテンポで
やったが、1週間でのにわかアレンジであったので、
今後再度じっくりアレンジしなおして
やってみたい。


あとはオリジナル2曲。
今年は初の演奏であったこともあり、
今年も新しい曲また作っていきたいし、
いままで作った曲はどんどん作り変えて
よくしていきたいとの
思いを込めて弾いた。


以上本当に楽しかった。
なかなか思うようにうまくならないけれど、
それはそれで楽しい。
またマイペースで取組んでいこうという
元気を頂いた時間であった。


PS
「大豆スペシャル」を食した。
納豆とゆでモヤシと冷奴が
さんま皿くらいの長方形のお皿一杯に、
向かって左から並べられている。
(相変わらず、量はビックだ)
醤油を含めて、
「全部大豆」とのこと。
でも、感想としては、「極普通」。
マスター自身、「もう一ひねり」
といっていたが、確かに以前あじわった
NCZカレーや、
( http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20060417 )
( http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20060416 )
Naoスペシャル、ももこスペシャ
などとくらべれば、そのとおり。


納豆以外は、味としては淡白だし・・・。
なんてことから、
「もっとすごいのを期待します」
などとかけば、
本当にやってしまうのがマスター。
くわばらくわばら・・・
「おいしいのがいいな!!!」
と常に言うようにしよう・・・。。


<去年の今日>
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20060121