ウェブ人間論読了

今日は福島へ出張。
電車の中で片道3時間以上かかるので
パソコンを使うにもあまりに
時間が長すぎなんらかの本を
読むようにしている。
今日は1月前からずっと目を通したいなあ
と思っていた「ウェブ人間論」を読んだ。


本の内容から、片道で読み終わると思ったが、
思ったとおり、福島への移動中に読了。
前作「ウェブ進化論」が最高に面白かったが、
こちらもなかなか面白かった。


インターネットの中で、自分も
このブログやMIXIを通して、確かに
ある人格を表現している。


こんなことができるようになったこと、
それをみんながやっていること、
それはどんな意味を持つのか?
自分個人にとってはどうか?
社会としてはどうか?


そういったことが著者の梅田氏と
平野氏の間で熱く議論されている。
ポジティブな考え方をする梅田氏
に自分は共感を覚える内容が多かった。


自分としては、このようなことが
できるようになった社会は、
正直、いいことができるようになった
とうれしく思う。
毎日、このブログを書くのも、
結構楽しいし・・・。


それにしても、
平野氏が冒頭に書いている、
「たった10年ほどだが、ネットが無かった頃、
 仕事はどうやって進んでいたのか?
 友人とはどうやって付き合っていたのか?
 そもそも自分自身はどんなだっただろうか?
 それ以前の生活を想像し難くなっている」
というのは、本当にそうだなと思う。


いずれにしろ
逆流することはない。
今をできるだけ充実できるよう、
上手にネットと付き合っていこう。


<去年の今日>
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20060112