ワープロ・CADのプロ

業務が忙しいのだが、
本当に助かるなとこのごろ感じるのが、
同じフロアにいて、資料作成のワープロ、CAD
を専門に対応してくださる方だ。
自分の手書きの、
けしてきれいとはいえない原稿を、
すばらしいスピードで、電子ファイルとして
仕上げてくれる。


もちろん、単純な「ワープロ」屋さんではなく、
ワード、エクセル、パワーポイント、はもちろん、
VISIOや、3A-CADまですばらしいスピードでこなしてくれる。
本物のプロだ。


実は、自分は資料などは自分で作るのがすきで、
かつ、ワープロはブラインドタッチで
ほとんど話すスピードで書ける。
さらに、3D-CADはさすがに無理だが、
エクセル、パワーポイント、VISIOなどは
特に壁を感じず扱うことが出来るので、
絵、グラフ、文書が混在しているような資料でも、
そんなに苦にならずに、作ることが出来る。


だから、
資料作りについては、自分でこなせばいい
のだが、それでもあえて、
頼むときが少なくない。


原稿を紙に打ち出して、切り貼りして
原稿を作って、それをお願いする。


なんで、そんな面倒なことをするのか・・・
自分でも、ちょっとマイナスのイメージ
があったのだが、結果としてみて、
そのほうが、効率がいい。
「出力できる完成度にたどりつく」
までの時間が早いのだ。


理由を考えてみた。
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自分は、と前置きせねばならないが、
以下のような理由が頭に上った。



「考えること」と「体裁を整えること」
は切り離したい。
つまり、
資料を作る際は、考えることに集中したい。
かつ、
自分のスタイルとして、
紙と鉛筆、それにはさみとテープ、
の方が考えを練りやすいようだ。



ひとつの原稿を渡している間に、
次の原稿を考えることができる。



形を別の人に整えてもらうことにより、
自分が作った資料でありながら、
できてきた資料を他人が作った資料
として、冷静にチェックできる。



とにかく、70点でいいから、
形にすることができる。
自分で作ると、内容を考えながら
体裁を整えることも、
同時に考えてしまいがち。

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つまり、頭を効率よく使うために、
そのほうが有利な状況ということだ。


このごろ忙しいので、
そういうことを実感として感じてしまった。


「プロの資料仕上げ屋さん」に感謝。


PS
趣味のギターについては、
もちろん
「自分でやるのこそが楽しみ」
なので、たとえ自作曲であっても、
誰かに弾いてもらうなんてことは
ありえないのだが、
「自分で弾いたものを録音しておいて、
 あとで、別の自分になって、聴き返してみる」
ということは、大変ためになるということは
納得している。
演奏するのと、鑑賞するのは、
なかなか同時にはできないようだ。
そして、
聴くほうの自分は、やるほうの自分より
厳しい・・・。


<去年の今日>
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20051108

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