ナイロン弦とスチール弦

今日は早く帰るぞ!!
と気合を入れて朝から仕事にはいった。
なんとか、早く帰ってサイレントギター
の修理を楽器屋さんに相談したい
との思いからだ。


しかし・・・・
やっぱりダメだった。
明日は勿来(福島県)に出張。
その準備と通常業務、
しかもその後は土日だから、
今日が自分にとっての週末でも
ある。
どうしても楽器屋があいている
時間では帰れなかった。


ということで、今日も
スチール弦ギターを弾いた。
今日はいつもの寝る前ではなく、
食事をしてすぐ弾き始める。
サイレントではないので、
家族ほか、近隣への騒音は
なるべく遅い時間にすべきではないとの
思いからだ。


で、通常の音で弾いてみて
改めて、スチール弦とナイロン弦の
違いを感じてしまった。
また、今の自分の演奏がナイロン弦に
あわせたものになっていることも
強く感じた。


もちろん、
右手も左手も、「譜面どおり音を出す」
という意味においてはスチール弦でも
ナイロン弦と変わらずに弾ける。
だから、一応曲にはなる。
しかしながら、
細かな消音(無意識での消音を含む)
とか、アドリブでいれるフレーズとかが
ナイロン弦のときに、
自分がモニターしている感じに、
スチール弦だとならないのだ。
言葉にしにくいのだが、
今日のスチール弦での演奏は
「ガチャガチャした感じ」
になってしまう。
そして、その理由が明確につかめていないので、
直しようもない。
おそらくこの楽器で気持ちいいと
弾き方、フレーズをおっていくと、
(毎日このギターばっかり弾けば、
 勝手にそうなるだろうが)
演奏表現がちがったものになるのだろう。


それはそれで悪くないのなのだが、
満足できる演奏になるには、
”しばらくの間、毎日”
弾き続けることが必要そうだ。


今の自分の嗜好からすると
ナイロン弦の方が好きだ。
やはりサイレントギターを
早くなおそう。


ただ、スチール弦を触りつづけることは、
表現の幅を広げる意味では
有効で、楽しいかもしれない。


週末は、クラスタのフリーコンサート以外も、
いろいろ家族との
用事で忙しいことはわかっているが、
できれば、まとまった時間を作って、
スチール弦を集中して弾いてみたいと思う。

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