「自己模倣」の檻の虜囚

さて、一昨日のブログで、
友人から、
自分の演奏に関してありがたいコメントを
頂いたことを書いた。
「曲を変えすぎ、もっとじっくり
 1曲に取り組んだほうがいい!」
というもの。


しかし、なかなか難しいと感じているのと、
自分のポリシーと違うんだよな
などと思って
会社の仕事の休み時間に
適当にブログを徘徊していたら、
【「自己模倣」の檻の虜囚】
という文字が、文字の方から
目に飛び込んできた。


そう!!
なぜ、どんどん曲を変えるか・・・
それは、新鮮さがなくなるから。


「自分はこの曲このスタイルだ」
などと決めた瞬間から、
【「自己模倣」の檻の虜囚】化
が始まるような気がするのだ。


で、
そうそうそうそうそうそうそうそう!!
これが、いやなんだ、
などと自己納得してしまった。


ということで、
一昨日アドバイスいただいた
「じっくり曲、アレンジを練る」
ことはやっぱりやめにして、
「ドンドン違う曲をやるほうが
 やっぱりいいや」
と考えて・・・・・
考えかけて・・・・・
・・・・・・・・・・・・
いやいやいやいやいやいやいやいや・・・
ちょっとまて。


「曲を変える」ことで、
常に変化していることにして、
実は、演奏の中身は
ワンパターンになってしまってないか?
という自己批判に至った。


いつも変えたがりの自分だが、
それを一時変えない様にするという
変化が必要ではないか?
・・・・・
といった2重にひっくり返った考えに
思いが至った。


いずれにしろ・・・・


「自己肯定と同時に、
 自己批判の精神をもっていること」
これが、
が自分のスタイルを持つための、
方法なのかも。と思う。


自己批判して変わっていくこと」

「自分のスタイルを持つこと」
は矛盾なのだが、
自分としては、
「いつも同じ味がする」
安心よりも、
「今日はどんな味?」
ということを追っていきたいし、
それを感じさせるものが
スタイルのような気がしているのだ。

・・・・・・
言葉にしにくいのだが、
変に自分の頭ではクリアである。

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