器用不器用

器用な人と不器用な人がいる。
自分は不器用だ。
一方、家内は器用だ。
だから、
自分は家内のことが
すごくうらやましいかというと、
そうでもない。
実は家内は初めは器用にこなすのだが、
その後、それ以上にうまくなっていくところは
それほどでもない。
一方自分は、最初は下手かもしれないが、
どうして下手なのか、どうしたらうまくいくのか
を知識、感性などを動員して
うまくなっていくのは、それなり。
だから、
最終的には、家内に負けてないのだ。


で・・・子供は自分に似たようである。
例えば、運動。
跳び箱とか鉄棒とか、
あと、ダンスなんかも習っているのだが、
最初は恐ろしいくらい下手で、
「こいつは本当に運動音痴だ、
 将来暗い・・・・」
と家内を絶望させた。
そこからうまくなっていくのが
信じられないくらいの下手さだったのだ。
でも、
ダンスなんかでも、
ちょっとしたコツと教えてあげたり、
まねする対象を示してあげると、
ほどなく人並みになり、
それが気に入って練習をはじめると、
中の上くらいまでは、
トントンとうまくなった。

「うまくいかないことでも
 あきらめないで練習してみることが大事。」
と子供に教えている。

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ギターもどんどんうまくなれば
いいのだが、楽器については、
「才能」というものが大きい。
おいそれとうまくいくものではない。
そもそも趣味だし、楽しむのが
一番だな。