オープンチューニングに思う。

久しぶりにオープンチューニングでの曲をつくっているが、”久しぶり”の理由。
もう20年くらい前、大学生のとき、そのときブームだったウィンダムヒルのギタリストに影響され、相当量のオープンチューニングの曲を作った。しかし、殆どの曲は現在残っていない。
自分が面倒くさがりやで曲を譜面やタブ譜に残さないのもあるが、要は残すにたる曲でなかったのだ。
当時は、オープンチューニングの響きのよさだけで、曲をつくっていて、曲の中で使われる左手のフォームはワンパターン。なにかの伴奏のような曲が多かったと記憶している。
自分はギターを鼻歌を歌うように演奏できたらいいなと思っているが、オープンチューニングをつかって曲ごとにチューニングを変えるようなことをしていると、アドリブ的な演奏はできない。めざす鼻歌のような演奏からは一番遠くにいると感じ、オープンチューニングをある時期封印した。1つのオープンチューニングを自分のレギュラーチューニングとする、ピエールベンスーザンのようなスタイルも選択肢としてはあったが・・・・・。
以上がオープンチューニングを使う頻度が少ない理由であるが、オープンチューニングの良さもいろいろある。それについては、また機会をみて記してみよう。